ヒトメボ

恋愛心理カウンセラー

木田真也

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読了時間:約3分

 恋人が欲しいと思ったとき、友達に紹介を頼んだり、合コンに参加したりしますよね。そうした行動からも性格や恋愛傾向は分かるのでしょうか?

「恋人同士になるには、相手から好意をもってもらわなければなりません。ある意味、相手とのファーストコンタクトは、自分という人間が試される場でもあります。それをどう選ぶかによってその人の『自信の有無』が分かります。自信の有り無しで、人間関係の得意不得意や付き合い方も変わってくるので、その人の性格や恋愛傾向が分かります」とは恋愛心理カウンセラーの木田真也さん。

 それでは早速見ていきましょう。恋人が欲しいとき、あなたは最初にどんな行動をとりますか?

【友達や家族に紹介してもらう】

「友達や家族など自分のことをよく知っている人に紹介をお願いする人は、自分に自信がある人と言えます。特に飾らなくても、すでに知られている自分でも良いと思える人なので、身近な人にお願いするほど、自信があると言えるでしょう。しかし、単に恋愛の駆け引きが苦手なので、交際を前提とした『紹介』を選ぶという人もいます。人は同じような環境にいたり、似ている人と付き合う傾向があります。よって、誰かを紹介してくれるような友人がいる人は、その人自身も社交的でコミュニケーション能力が高めと言えます。恋愛に対してはオープンな反面、堅実でもあり、ケンカやすれ違いを避けるために普段から腹を割った会話を求める傾向があります」(木田さん・以下同)

【合コン・パーティに参加する】

※友達の紹介による合コンは「友達や家族に紹介してもらう」に入ります。

「自ら人が集まる場所に行き、出会いを求める人は行動力があり、恋愛にも積極的。しかし、1人で合コンやパーティに参加する場合は、いつもと違う自分を演出したい、本当の自分を知られたくないという心理が潜在的にあり、大きく明るく振舞っていても実は自信がない人が多いようです。基本的には順応性が高く、ワイワイにぎやかなのが好きなので、恋愛にも楽しさを求める傾向が強いと言えます」

【ネット(出会い系サイト・SNSなど)を利用する】

「ネットでは自分を演出したり、偽ることができますから、ネットで出会いをという人は、リアルな世界で物事がうまくいっていなかったり、満足できない状況にある人が多いと言えます。本当の自分と社会的な自分、まるで二つの人格があるように感じていたり、また実際に二つの人格を使い分けている人もいます。そのため、本音で話すのが苦手なことも。自信のある部分とない部分が極端で、不安感や束縛心が強く、付き合うとマメな連絡を求める傾向があります。また、ネットではプロフィールを参考に相手を探すため、外見やステータス重視の人も多いようです」

【占い、神頼み】

「運がないと恋愛ができないと考えるのは、恋人がいないのは自分の問題ではない、恋愛がうまくいかなくても自分のせいではないという心理の表れです。そうやって傷つかないようにする傾向があり、あまり自分に自信のもてないタイプと言えるでしょう。自分にとってつらい現実から目をそむけて空想する癖があり、自分の理想を思い描きがち。付き合うと、独りよがりの行動をとったり、自信のなさから物事の決断をパートナーにゆだねることが多いと言えます」

 いかがでしたか? まわりの友達に聞いてみるのもおもしろいですね。見た目とは違う答えが返ってくるかもしれませんよ。   

(鳴沢ことみ/コンセプト21)
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ライター

鳴沢ことみ

コンセプト21

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