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2016.01.09
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2016.01.09
街を歩いているとき、ふいに男性から声をかけられナンパされたことがあるという女性は少なくないのでは? ふだんは迷惑に感じて断っているかもしれませんが、なかには「素敵!」と思いつつ、つい断ってしまった…ということもあるようです。そこで、ヒトメボの女性読者に、「ついていけば良かった」と後悔した、素敵なナンパの体験談を聞きました。
「声をかけてきた2人の男性は、爽やかでイケメン。見た目は申し分ないし、謙虚な態度で話しかけてきたので、いい人だと思った。でもナンパだし、ついていくのは危険と判断してお断り。すると去り際、『そうですか、了解です。ありがとうございました!』となぜかお礼を言われた。その姿を見て、『ついていけば良かった!』と思った」(東京・30歳女性)
断られてもお礼を言う男性には、誠実さを感じてしまいますね! ナンパをする男性がこんな人ばかりなら、きっと世間のイメージも変わるのではないでしょうか。
「いい雰囲気の2人組が話しかけてきたのだけど、普通に素っ気なく対応していた。そのとき、スピードを出した車が後ろから来たのだが、男性の一人はさっと車道側に回って『危ないよ』と身を守ってくれた。友達の手前、その男についてはいかなかったけれど、あの対応はかなりカッコよかった」(東京・25歳女性)
咄嗟に女性を守れる男性は、やはりカッコいいですよね。多くの男性は分かっていても咄嗟にはやれないから苦労しているのです…。
「仕事の帰り道、オラオラ系の男に声をかけられてウンザリしたら、その直後に別の男から声をかけられた。『またか』と思って追い払おうとしたが、さっきとは対象的に、敬語を使って『もし良かったら』と下手に話してきた。つい断ってしまったが、ああいう丁寧な人ならついていってもいいと思った」(東京・29歳女性)
その敬語さえ戦略の可能性はありますが、それでも傲慢な態度でナンパするよりいいですものね。ナンパにも礼儀は大切ということでしょう。
「駅の改札口で、『あのー、俺今すっげえヒマなんで、ヒマだったらどっか付き合わないっすか?』と不愛想に声を掛けられた。『ヒマだからお前ぐらいの女で妥協してやるよ』という感じに聞こえて、自分はその程度の女に見えるのかなと凹んでいたら、移動した駅で『超かわいいですね』『すごくタイプなんですけど……』とナンパされた。凹んでいた直後に褒められたので、お世辞だとわかりつつも一瞬くらっときました」(東京・27歳女性)
こちらも、嫌なナンパの直後だったから余計に好印象だったというパターン。ひどいナンパと好印象なナンパの2人がグルだった……なんてことはないですよね?(笑)
「友達と2人でいたら、男2人が声をかけてきた。でも冴えない雰囲気なので、かなり素っ気なく対応。『すみません』といって離れると、そこにイケメン外国人が後から加わってきた。どうやら男2人の友達らしい。ものすごくタイプだったが、『すみません』といって離れた手前、さすがに戻れず…。もっと早く外国人に来てほしかった」(東京・29歳女性)
なんとも不運な展開。冴えない男2人も、最初からイケメン外国人を出しておけば結果は違ったのに! もったいないですね。
「声をかけてきた男性が『おごるから、○○行こうよ』と高級料理店の名前を出してきた。ずっと行きたかったお店だったので、思わず『うん』と言いそうになったが、友達が乗り気ではなかったので断ることに。いまだに、『あのとき行っておけば…』と悔しくなることがある」(東京・23歳女性)
あからさまに「お金」や「トレンド」を武器に使った手法。とはいえ、こういう分かりやすい誘惑は、裏もありそうなのでお気をつけください…
「友達2人と歩いているときに声をかけてきた男性。相手にする気はサラサラなかったが、次の瞬間、その男性が足をくじいてヨロけたので、思わず友達と爆笑。にもかかわらず、その男性はめげずに会話を続行。終電間際なので誘いを断ったが、足をくじいてもめげない必死さは、意外と印象が良かった」(神奈川・25歳女性)
足をくじいても頑張る姿に、妙な愛着が湧いたのかも。ナンパの新たな手法として、足をくじくというワザが流行するかもしれません…いや、しませんね。
「友達と待ち合わせをしていたら、『すみません、僕たちで妥協しませんか』と声をかけてきた男性2人。その言い方も笑ってしまったが、さらにその後、今日何人に声をかけてどれだけ断られたかを語ってきた。自分は彼氏持ちなのでついていかなかったけど、普通に話すくらいなら楽しそうと思った」(福岡・29歳女性)
懸命に相手を誘うより、こういった脱力感ある会話のほうがウケるのでしょうか。なんだか新鮮です。
ついていかなかったことを後悔してしまう、素敵なナンパ。とはいえ、もしついていったら、今度は「ついていかなければよかった」と反省している可能性もあります。そう考えると、ついていかずに後悔するのがもっとも平和かもしれません。
(有井太郎+プレスラボ)初出 2014/12/31
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