クリスマス何してた？　カップル以外の、クリスマスを巡るエピソード

　日本のクリスマスは恋する男女にとって一大イベント。カップルはデートしたり、食事したり、プレゼント交換したりと大忙しです。でも恋人がいる人よりも独り身のほうがずっと多いはず。そんな皆さんはクリスマスに何を思いどう過ごしたのでしょうか？　今回は、クリスマス前後にヒトメボに寄せられた投稿から、カップル以外のクリスマスのエピソードをご紹介します。

♯1　クリスマスムードに悶々

「早い！(◎_◎;)街歩いていたら、もう、クリスマスソングがぁ。独り身にはこれほど寒さがシンシンとくる音楽ってないよなぁ。イルミネーションも始まるのかな？　今年も、引きこもりになりそうだ（笑）(ｰｰ;)」（神奈川県藤沢市・男性）

「街には可愛い子が沢山溢れているのに。なんでクリスマスは俺1人なんだろ。悲しくなってくる」（東京都葛飾区・男性）

「もう少しでクリスマス。相手が居ないのに街はイルミネーション。クリスマスソングが流れている。街中にはラブラブなカップルが手を繋ぎ肩を寄せ合っている。クリスマスは聖なる夜。恋人達にとって、大切な記念日、そして大切なイベント。居ない人はどうすれば良いのかな…」（神奈川県横浜市・男性）

「やめてー店内でクリスマスソング流さないでー(つД`)ノあせるからー」（千葉県市川市・男性）

　当日だけでなく何日も前からクリスマスムードは高まります。もちろん恋人たちだけのものではないのですが、そんな気分にもなってしまいますよね。

♯2　クリスマスまでに恋人が欲しい

「クリスマスまであと13日……クリスマスまでに彼氏をつくるっていう私の夢があるんですけどこのままぢゃ彼氏できないかもしれません……。好きな子いるんですけど告白する勇気なくて……誰かぁー(涙)助けてー(涙)」（奈良県橿原市・女性）

「笑顔良かった。だんだん街はクリスマスムード。今日彼女がバイトに居て会えたけどいつも通り癒されただけで終わり。街の雰囲気にのまれクリスマスまでにはどうにかしたいと焦りが。クリスマスを期限にしてるわけではないけど勇気無く告白出来ない自分が嫌になってる。ネガティブになり愚痴言ってるけどポジティブ思考になり頑張りたい」（神奈川県横浜市・男性）

「んー…会ったこともないのに好きって言われても…ただ彼女が欲しいだけだとしか思えない。たしかに私だってクリスマスを1人で迎えるのは寂しいけど…笑、誰だっていいわけじゃないよ。悪い人ではなさそうだけど、軽い人なのかなって、人間性を疑ってしまう。理想と現実の差はやっぱ大きいね…」（神奈川県横浜市・女性）

　クリスマスを恋人と過ごしたいと、好きな人への告白が頭をよぎる人は多いようです。でも、あまり焦ってしまうと「1人で過ごしたくないだけじゃないの？」と疑われる可能性も大きいので、伝え方やタイミングに一層の注意が必要な時期でもあります。

♯3　クリスマスに失恋

「私が二ヶ月前に一目惚れした女性には大切な人がいました。彼氏がいるかどうか聞きそびれてクリスマスイヴ前日にフラれてしまいました。それでも二ヶ月間片想いしていた気持ちを伝えました。優しい彼女。気持ちには応えらないけど、嬉しかった。と言ってくれた。彼氏が居るって聞いた後、どうしても収まりが付かなかったので素直に想いを伝えました。笑顔が印象的で素敵だったこと、実直な人柄に惹かれたとなど。でした。前向きに捉えました。彼氏がいたからと俺の気持ちには変わりはない。それぐらいでは諦めないよ。彼女には今まで通り接してもらえるようお願いしました。了解してくれました」（神奈川県綾瀬市・男性）

「サンタさんへ。クリスマスに失恋て、本当にあるもんなのね( ´Д`)思ったよりへこんでる自分にビックリwなので、サンタさん( *´艸｀)今年のプレゼントはいい恋ちょうだいw」（愛知県東海市・女性）

　当たり前ですが、告白の数が増える分だけ失恋の数も増えます。それに、クリスマスに対して温度差のあるカップルはクリスマス前に別れやすいそうです。クリスマス前後は恋にひとつの区切りがつきやすく、ちょっとほろ苦い思い出のある人もそれだけ多いということですね。

♯4　気になる人と過ごす

「クリスマス。友達の好きな人とクリスマスにイルミネーションを見に行く約束をしてしまった。バレたら大変なことになる。友達にも嫌われるだろうし、その男の子にも幻滅されるかもしれない。でもこの人と過ごしたいって思ってしまった。周りを優先させるべきなのか、自分の欲を優先させてよいのか」（神奈川県相模原市・女性）

「毎年クリスマスになると、ずっと恋人がいないので、仕事以外は家に引きこもるのが定番でした。別にクリスチャンでもないので、クリスマスなんて関係無いや〜って思いつつも、街中にはカップルが増え、１人でいると羨ましいやら寂しいやらで、自分にとっては『メリークルシミマスだなぁ…(笑)』なんて思っていました(笑)が、こんな私にも今年ついに予定が入りました♪年下の男友達に今月飲みに行こう〜って誘ったら、年下くんのほうから25日を指定して来ましたΣ(･ω･)！正直ビックリしましたが、予定が入ってないので、もちろんOKしました(笑)恋人ではないけど、一緒にクリスマスを過ごしてくれる年下くんの気持ちが嬉しい今日この頃です(*´∀｀)」（福岡県久留米市・女性）

　恋人としてではないけど、その一段階前の、気になる人と過ごすクリスマス。来年はカップルとして迎えられると良いですね。抜け駆けの恋が後々どうなってしまうのかは神のみぞ知ります。

♯5　いつもの店員さん

「スタバ。素敵な笑顔のスタッフさん。まさに一目惚れかも…クリスマス限定のスタバカードを購入しもらったその場で 彼女にプレゼントしてきたσ(≧ω≦*)ま、変な人にしか思われないんだろうけど…今年も残り少ないけど 笑顔で過ごせて素敵な年明けを迎えられますように…☆　少し早いけどmerry Christmas☆」（静岡県浜松市・男性）

「某ローソン。今朝も憧れの店員さん、居たー！『クリスマスですねー』『何か予定有るんですか』って会話振られちゃった！　誘われてる？　これ誘われてる？　勘違いですね、すみません。このクリスマス、一緒に過ごしたかったのは誰だったのかな、俺」（千葉県成田市・男性）

　その後に予定がある店員さんだと「早くしてよ」と感じてしまうかもしれませんが、たくさんのカップルを前にクリスマスも仕事か……と内心残念に思っている店員さんもいるかもしれないので、お近づきになるには良いチャンスともいえそうです。

♯6　独りケーキ

「一人だと寂しい季節だけど、思いのほか大丈夫な自分に気付いた。(去年も彼氏いなかったし)ていうか、一人って楽だね。相手がいないって。プレゼント買わなきゃとか、ネイルの予約しなきゃとか、服はどれで靴はどれでピアスはどれで、とか、考えなくていいんだもの。確かに恋愛の一喜一憂は、疲れるけど、素敵な感情だと思う。それは否定しない。でも、恋愛が面倒になったってわけじゃないけど…今はあんまり、積極的に男の人と関わる気になれない。今年のイブはど平日ね。仕事が終わったら何しよう？　人生初、一人でケーキ買っちゃおっか。ケーキとワイン。悪くないわ」（兵庫県西宮市・女性）

「仕事帰り思ったけど、やっぱ今日はカップル多かったなぁ。そんな自分、帰りに明日の朝飯買うのにコンビニよったが、ケーキの誘惑に負けて買ってしまった。(^_^;)それを部屋で一人で食すさみしさ。（笑）クソォ、来年こそは彼女作って一緒に食べるんや！　そのケーキを食べながら聴いてる音楽のジャンルがハードコア系。クリスマスの雰囲気全くなし！（笑）」（京都府長岡京市・男性）

　コンビニやスーパーに所狭しと並んでいたチキンやケーキやシャンパンは、イブが過ぎれば今度はセールが始まります。ノーダメージで買える人ほど大人の階段を上り始めています。でも、ついつい店員さんに見栄を張ってホールケーキを買ってしまったりするんですよね。

♯7　コスプレ

「可愛いサンタさん2人組。寒いなかサンタコスプレで歩いてる二人マジかわいかった(*^｡^*)メリークリスマスって声掛けてくれてありがとう(^^)/」（福岡県福岡市・男性）

「クリスマスツーリング名古屋。クリスマスイブに栄、名駅、大須、金山を150台ぐらいでサンタツーリングやったけど、俺に一緒に写真撮って下さいって行ってくれた子ありがとう(^^)チョッパーのヘルメットかぶってたのが俺です(^^)」（愛知県名古屋市・男性）

　サンタやトナカイの格好で街に幸せを撒く側になっている人もいます。そのほうが楽しく過ごせて、かえって恋人も見つかるのかもしれません。

♯8　クリスマスの告白

「ドキドキ。今日昼間、隣りの課の女のコに声を掛けて日頃のお礼を兼ねてクリスマスプレゼントを手渡した。彼女、涙ぐみながらめっちゃ照れてて可愛いかった。本当に伝えたいことは言えなかったけど、いつも癒されてますょって精一杯の好きですょアピール…少しでも想いが届くといいなっ」（兵庫県西宮市・男性）

「片思いの子にクリスマスプレゼントにチョコをあげたんだけど、少し困った感じだったな。重かったのかな。後日、仕事最終日に話しかけたけど、普段僕の好意を知ってかそっけないことが多いが、そのときは割と普通に会話してくれて笑顔も出た。たまたまなのかな」（神奈川県川崎市・男性）

「今日はもちろんバイトでしたよ！　そこで思いきってクリスマスクッキーと連絡先を教えてしまいました(＞_＜)うわあー////これでよかったのだろうか？　連絡こなかったらまじむなしいなー…てか連絡きてもうまくやっていけるだろうか…泣きそう(; ;)」（東京都中野区・女性）

　当たり前ですが、告白の数が増える分だけOKの数も増えます。クリスマスシーズンは告白やプロポーズが成功する確率が高くなるという結果があるようですし、クリスマスには、ほろ苦い思い出よりは素敵な思い出のほうが多くなっていくのでしょう。

♯9　いつかのメリークリスマス

「クリスマスに、彼女のために、彼女の好きなケーキ屋さんで、ケーキを予約したっけ。予約して～とか、並んで～とか苦手なオレが、ケーキを取りに行くのが楽しみで嬉しかったなんて。隣どうし嬉しそうにケーキをほうばる彼女の笑顔が、もう見られないのはさみしいけれど、ロウソクの灯に照らされて彼女の瞳に映る自分のシルエットがはっきりわかるくらいそばにいられたことが、世界中の誰よりも幸せだったと振り返ります。きらびやかな街にはたくさんの笑顔。彼氏、彼女のために、そして自分のためのいろんな想いがあふれていますね☆みんな素敵なクリスマスを☆☆☆」（岡山県岡山市・男性）

　クリスマスに自分のことよりも他人のことを考えられ「世界中の誰よりも幸せだった」といえる思い出のある投稿者さんは本当に優しくて幸せな人なんだと思います。

　皆さんもこれから何度も迎えるクリスマスにかけがえのない思い出が増えていくと良いですね。いつか、デートや食事やプレゼントのことでアレコレと悩むクリスマスを迎えられますように！

(吉田未希/ヒトメボ編集部)

初出 2014/12/25