三角関係の落ち着き方3パターン。　経験者による9つの証言

　異性と浮気や不倫などの三角関係になったとき。駄目なこととは分かっていながら、ずるずると関係を持ってしまったり、連絡を取り合ってしまったり……そんな関係を断ち切りたいときは、どんな別れ方を選べばいいのでしょうか？　過去に三角関係を持っていた男女に、どのようにして三角関係が終わったのかを聞きました。

時間の経過と共に自然消滅

「私が一方的に好きになって付き合ったのですが、だんだん関係が逆転し、相手が束縛するように。徐々に『私以外に彼女がいるのに何言ってんの？』という気分になってしまい、ムカついて着信拒否。そのまま自然消滅しました」（25歳・女性）

「東京本社に転勤が決まった既婚男性から『実はずっと好きだった』と言われ、関係を持つように。しかし、彼が本社に帰ってからは全く音沙汰がなくなった。よく考えると、東京に戻る前の遊びだったのかも……？」（27歳・女性）

「仕事が原因で精神的に不安定だったころ、優しくしてくれた彼女のいる男性と関係を持つように。部署を移動し、楽しく働けるようになったころ、気がつくとその人とは連絡を取らないようになっていました」（28歳・女性）

　三角関係になってまで付き合いたかったはずの相手だったのに、時間の経過と共に恋心が冷めてきてしまったという人も。努力しても別れられなかったという人は、徐々に冷めるのを待つのもアリかもしれません。

結婚を機に精算

「付き合ったり別れたりを繰り返していた元彼。別れて数週間後にFacebookのタイムラインでタキシード姿の彼の写真が流れてきました。結婚準備の期間を考えると、婚約者がいながら私と付き合っていたとしか考えられず、ムカついてすぐに電話をかけましたが、着信拒否されて繋がりませんでした」（27歳・女性）

「3人の女性と付き合ったり別れたりを繰り返していたのですが、結局一番長く付き合っていた彼女と結婚しました。その際、結婚相手の彼女に『結婚するなら全員と縁を切ること、破れば離婚して慰謝料を請求する』と言われ、誓い通り別れました」（26歳・男性）

「彼女に子どもができたので結婚することに。実はそのころ、違う女の子数人とも付き合っていたのですが、知らないうちに僕の携帯を使い、『妻です。○○と結婚したので、もう連絡しないでください』と全員にメールが送られていた」（29歳・男性）

　結婚前の「浮気」と違い、結婚後の「不倫」には、たくさんの責任がつきまとうもの。裁判に出廷させられたり、莫大な慰謝料を請求されたりするかもしれない……と考えると、いくら好きな相手とはいえ、ちょっと考えものですよね。

修羅場をきっかけに破局

「5年付き合っていた彼氏が浮気していたことを知ったとき。彼氏を呼び出して殴り、彼氏の携帯で浮気相手の女の子に電話し『今から来い』と言いました。結局その彼女は来なかったのですが、もし来ていたらどんな仕打ちをしていたか自分でも分からないです」（26歳・女性）

「バイト先の既婚男性と付き合っていたのですが、ある日『お願いだから別れてほしい』と言われ、理由を聞いたところ『妻に浮気がバレて、自分の親を呼び出して慰謝料を請求された』と……。よくよく聞くと、その会議に私の名前も挙がっているそう。怖くなって別れました」（27歳・女性）

「同僚の男性と付き合っていたのですが、ある日彼の携帯を見て浮気が発覚。浮気相手と一緒に謝罪させ、別れてからは会社中の女子に浮気されたことを言いふらしました」（29歳・女性）

　修羅場の末、別れを選んだカップルも。制裁を加えられる前に自分たちで別れられた方がいい気もします。

　できることならされるほうも、するほうも経験したくない浮気や不倫。自然に離れていく人や、結婚をきっかけに別れを選ぶ人が多いようです。それでも別れられなかったという人には、修羅場が待ち構えていることも……どの結末にも、あまりハッピーなことは待っていなさそうですね。

(山本莉会/プレスラボ)