ヒトメボ

「接客」と「人間関係」のアドバイザー

北山節子

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読了時間:約3分

 大好きな彼だけど、唯一許せないのがそのファッションセンス! これって案外多いのでは? 初めからそんなところも含めて好きになったのならいいけれど、ふだんスーツ姿の男性と恋に落ち私服が分かったのは初デート…なんてことも。そこで、アパレルスタッフとして働いた経験を持ち、現在は接客アドバイザーとして講演や執筆活動を行っている北山節子さんにお話を伺いました。

「あらかじめその男性がオシャレかどうかを見抜くには、小物に注目するといいですよ。なかでも、財布・携帯・時計・メガネなどは、その人のこだわりがでやすいアイテムです。成人男性でも未だに母親に服を選んでもらっている人もいますからね…小物なら自分で買うことが多いので、好みや系統を知ることができます」(北山さん)

 なるほど! さらに探りを入れたいときは、「いつもどんな雑誌を読んでるの?」「チノパンとジーンズだったらどっち派?」などと聞いてみると、だいたいの系統は分かるみたいです。さて、本題へ。いざお付き合いした彼のファッションが「やっぱり無理…(汗)」だった場合、どうすれば変身させられるのでしょう?

「○○だから○○が似合う」と、理論的に褒めて伸ばす!

「男性のファッションを変えるには“理論的に褒めて伸ばす”ことです。『あなたは知的に見えるから、白シャツが似合うと思うよ』『足が長いから、このパンツも履きこなせちゃいそうだね♪』といったように、“○○だから○○が似合う”と理論的に褒めてあげると、すんなり聞き入れてくれることが多いですね。おしゃれに無頓着な男性には、ある程度コーディネイトを提示してあげるのも◎。『これ一着あると便利だよ』とか『このジャケットなら今着ているシャツと合わせるとカッコイイかも!』とさりげなく言うことで、『おしゃれって面倒臭くないんだ!』と思わせることができますよ」(同)

 では、彼なりにこだわりをもっているものの、自分とは好みのかけ離れたファッションをしている場合はどうすれば…。いわゆる「○○系」ブランドしか着ないとか、芸能人ばりのド派手なぶっとびファッションをしているとか…。彼のプライドもあるだろうし、なかなか下手に口出しできない気がするんですが(困)。

自分の好みと違っても、まずは一度認めること!

「女の人だって『もっと清楚な格好にしろ』なんて口出しされたら、ちょっぴりイラッときませんか? 頭ごなしに彼を否定して直そうとするより、まずは一度認めることが大切です。『奇抜!』と思っても『個性的なものを着こなせてすごいね』と褒め言葉に変えてみると、自分の中の許容範囲も広がるはず。その上で『個性的なものを着こなせるあなただからこそ、シンプルな服も格好よく着こなせるんじゃない?』と言ってみましょう。彼はベーシックに戻ろうとし、あなたは彼に歩み寄ろうとする…二人の価値観は、今より広がっていくはずですよ」(同)

 無理だとぜんぶを拒絶するのではなくて、アプローチを工夫したり自分の考え方をいくらか変えたほうが結果的に円満ってことですね♪ ファッションだけじゃなくて、恋愛全般にも言える大事なことを学べた気がします!

(池田香織/verb)
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ライター

池田香織

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