0
0.0(0人が評価)
2012.09.01
0
0.0(0人が評価)
2012.09.01
夏のイベントとして定着しつつある野外フェス。今年すでに行かれた方もいるのでは? さて、こういったイベント自体は数十年前から存在していたものの、近年は熱心な音楽ファン以外にも山ガールやアウトドアブームの影響もあってかレジャー感覚で参加する人も増え大盛況のようです。
とはいえ、その一方で「音楽は好きだけど…」「アウトドアは好きだけど…」という人もいますよね。野外フェスに行く人・行かない人それぞれどんな理由があるのでしょうか?
「ただでさえ暑いのに、わざわざ人混みの多い暑いところに出かけて音楽聴こうと思わない」(神奈川・男性26歳)
「天気に左右されるのがイヤ。晴れたら日焼けしちゃうし、雨の中ずぶ濡れでライブを観るのもテンション下がりそう」(東京・女性27歳)
「一緒に行く人がいない。知り合いがフェスに行った話を聞くとリア充感を感じる」(東京・男性29歳)
「同じアーティストの演奏聴くなら屋内の会場でやる単独ライブでいいのでは?」(兵庫・女性31歳)
「トイレが汚いとかキャンプでお風呂に入れないって聞いて、行く前に心が折れた…」(千葉県・女性23歳)
「フェスのラインナップを見ても、知ってるアーティストが少ないから行ってもあまり楽しめなそう」(新潟・男性19歳)
野外ならではの天候や設備面での悪条件が理由として挙がりましたが、「一緒に行く人がいない」「知ってるアーティストが少ない」といった声からは、「行きたいけど行けない」という心境も伺えます。
「好きなアーティストの音楽を大自然の中で聴くのが最高に気持ちいい。同じ曲でも野外で聴くと感動が全然違う」(静岡・女性33歳)
「暑いけどその暑さが夏っぽくていい。山の上はジメジメしてないから過ごしやすい」(岡山・男性28歳)
「寝ながらライブを聴けるのも野外ならでは。知らないミュージシャンのライブを観て好きになることもよくある」(大阪・男性23歳)
「あんまり音楽に詳しくなくても、ステージごとに違う雰囲気が楽しめて気ままにいろんなジャンルの曲をザッピング感覚で聴ける。1日中お酒を飲みながら音楽を聴いて、昼寝したり気ままに過ごせる」(広島・女性29歳)
「山中のフェスなら特にライブ中に天候が悪化するのはよくあること。そのときは『あ~雨降っちゃった』と思うけど、自然の中雨に打たれて観るライブも非現実的でいい。悪条件のほうがあとでいい思い出になったりする」(東京・女性32歳)
「もちろん目当てのバンドのライブを観るためだけど、大型フェスになるほどフェス飯や、女性クロークなど、ホスピタリティーに富んでいて退屈しません!」(兵庫・女性23歳)
「最初に行ったときは雨で足元ぐちゃぐちゃ、トイレは汚い、ビールを買うのに行列で二度と来ないと思いましたが、雨上がりのきれいな夕日や夜の澄んだ空気の中で音楽を聴いたらそんなことがちっぽけに思えた。2日もいたら慣れる。帰る頃には『来年も来よう』と毎年感じてます」(神奈川・女性28歳)
「仲間で行ってキャンプするのも非日常で楽しい。私は1人で行くこともあるくらい好き。おひとり様同士で話したりすれば、出会いの場にもなりうる!」(山形・女性21歳)
多くで共通していたのが「開放感」と「非日常」。行かない人が懸念する野外の不便な環境も、大自然の中で音楽を聴く感動がそれらを忘れさせてくれるようです。むしろ「それがいい」とすら感じているようですね。
それがどれほどの感動なのか、フェス経験者にたずねると必ず返ってくるのがこの言葉…。
「一度行ってみたほうがいい」
「行けば良さがわかる」
行かない人にとっては、そう言われても…となるところですが、百聞は一見に如かず、ということなんでしょうね。また、「一緒に行った相手と観たいステージや休憩のタイミングが合わなくて気を遣った」「日焼けや雨対策ができてなくて大変だった」などの声も。一緒に行くメンバーや準備が万全かどうかでも、フェスの満足度は左右されてしまうようです。
今後もしばらく続きそうなフェスブーム。気になっている人は「行く派」「行かない派」の意見を参考に、これから開催されるフェスや来年の夏に向けた計画を立ててみるのはいかがでしょうか?
(坂井あやの/verb)
0comments