ヒトメボ

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1999年といえば、五島勉先生の『ノストラダムスの大予言』という本の中にあった「1999年7月に人類は滅亡する」という予言の年でした。当時はそれを信じていたという人もいるのではないでしょうか。また、この「1999年7月まで」という期限が今も心のどこかに残ったままだという人も少なくないでしょう。「ノストラダムスの大予言が当たったときのために備えていた行動」についてヒトメボ読者に聞いてみました。

考えるのを諦めた

「7月と言われてもどうしようもないので、何も考えていませんでした。ちょっと怖いと思う気持ちがありましたけど」(東京都・34歳男性)

「何もできないのでそういう話は無視していました。本当に何かあったらどうしようと、心のどこかで思ってはいましたが」(東京都・32歳女性)

1999年7月に「恐怖の大王がやって来る」と言われても、一般人にはどうしようもないですから、普通に日常生活を送るしかないですよね。ただ、心の中に「何かあったらどうしよう」と一抹の不安は残ったようです。

いざというときのために貯金していた

「何かあったときのために貯金をしていた。何も起こらなかったらラッキーだし、将来の備えになるし」(東京都・35歳男性)

「ノストラダムス貯金」ですね。人類が滅亡するとしたら、たぶん貯金もパーになるので無駄かと思われますが、実際には何も起こりませんでしたから、ためていたお金は役に立ったかもしれません。

秘かに防災グッズを集めていた

「オトンがオカルト大好きの変わった人で、小学校1年生ぐらいから『ノストラダムスの大予言』について聞かされていた。そのため防災グッズを集めるのが趣味になり、リュックに水・缶詰など一式がそろっていた。この趣味が予言の日より先に地震で役立つとは思わなかった」(大阪府・35歳男性)

オカルト好きな父は五島勉先生の本を熟読していたのかもしれません。ただ防災グッズを集めるのが趣味になり、後にそれが生きたというのはラッキーでしたね。

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友達と落ち合う場所を決めていた

「1999年には小学生でしたが、もし本当に何かあったときにために仲のいい友達といざというときの集合場所を決めていました。もしオレが行けなかったらごめんね、など真剣に話していました」(東京都・29歳男性)

本人にとっては黒歴史で、今思い返すと顔から火が出そうになるかもしれませんが、これはちょっといい話ですよね。世界のおしまいが来ても友達でいようね、ってことですから。

結局ノストラダムスの予言はハズれ、人類は滅亡しなかったのですが、当時本当に怖い思いをした人は少なくないでしょう。後に五島先生は、自分の本を読んで怖い思いをした人に対して謝罪していますが、今となっては、恐怖の感情も含めて当時を懐かしく思い出す人が多いのではないでしょうか?

(柏ケミカル@dcp)
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柏ケミカル@dcp

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