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2019.03.12
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2019.03.12
寒い冬が過ぎ暖かくなってくると、人々の行動や服装に、気温の上昇よりも明確に春を感じ取る人は少なくないはず。道行く人に感じる春の訪れについてヒトメボ読者に聞いてみました。
「朝夕の通勤ラッシュ時、混んでいる電車に乗り慣れていないのか、人とぶつかったり、タイミングが上手く掴めずスムーズに乗り降りできない人がいる。学生や若いスーツ姿のサラリーマン、OLで乗降が下手な人を目にする度、『ああ、新入生や新入社員だな』と思って、春を感じている」(東京都 34歳 男性)
通勤ラッシュ時の電車の乗り降り。慣れてしまえば何の事はないのでしょうが、慣れぬうちは、激しい人の行き来に手こずるんですよね……。
「横断歩道で、黄色い横断旗を掲げて車を停め、通学児童を横断させている大人の姿を見かけたとき。通学に慣れぬ新1年生のために、保護者が頑張ってるなと思うと同時に、春が来たな、と」(静岡県 22歳 女性)
入学式からしばらくは、児童の保護者らが黄色い横断旗を持って立ち、子どもたちを誘導している姿が目立ちますよね。
「オフィスビルの前で、真新しいスーツを着ている何人かの若い男女の集まりを見ると、『あ、新入社員だな』とすぐに分かる。彼らはお互いまだ若干のよそよそしさがありつつも、どことなくフレッシュさがあって希望に満ち溢れている感じ。もう何十年もサラリーマンをやっている私はくたびれた感じだけど、彼らはそんな私とは全然違う清々しい雰囲気を持っている(笑)」(神奈川県 44歳 男性)
まだ仲の良いグループができる前の、フレッシュな真新しいスーツの集団が見られるのは春だけですよね。
「居酒屋の前に、大学生と思しきグループを目にした時。学生が30人くらいいて、通りすがりに彼らのお喋りに耳を傾けると、『バスケ』や『ラグビー』とかのフレーズが聞こえてくる。『あ、サークルの新歓だな』と察する」(長野県 30歳 男性)
大学のサークルの新入生歓迎会も、春の風物詩の一つですよね。職場の歓迎会などと時期が被ることは多いですが、初々しさは段違いなので目を引きます。
「寒い季節は、街の人たちは背中を丸めて小股で歩くけど、暖かくなってきたら、背筋を伸ばして大股で歩く人が出てくる。道行く人の姿勢と歩幅の変化に春の訪れを感じています」(新潟県 27歳 男性)
寒い日は、誰しも猫背になりがち。でも春になって暖かくなると、自然と背筋がピンとしそうです。また、春のウキウキ感で人は軽快に歩けるのかもしれませんね。
道行く人の行動や光景一つをとっても、春は新しい季節の到来を感じやすい時期ですよね。みなさんはどんなことに春の訪れを感じますか?
(サンマ雲)
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