ヒトメボ

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子どもの頃、紙芝居や絵本などで昔話を読んだことがある人は多いですよね。大人からすればどれもありえない設定ばかりですが、中には子どもでも違和感を覚えてしまうような設定も。「子どもながらにつっこんだ昔話の場面」をヒトメボ読者に聞いてみました。

鶴の姿で機を織る(鶴の恩返し)

「『鶴の恩返し』は、鶴の姿で機を織るより、人間の姿でやるほうが効率もいいし、覗かれても鶴だとバレないのにな、と思っていました(笑)。羽根も予め準備しておけばいいし……」(岩手・23歳女性)

鶴の足よりは、人間の手のほうが機織りしやすそうですよね。わざわざ鶴の姿で機織りをしなければならない理由が気になってしまった人は少なくないかもしれません。

竹を切るのに躊躇がない(かぐや姫)

「かぐや姫の竹を切るシーン、子どもの頃はわりと本気で心配していました。挿絵を見るとかなり真ん中を躊躇なく斜めに切っていたので、危ないよ……と(笑)」

そもそも、光る竹という不審物を躊躇なく切ってしまうおじいさんの度胸がすごいですよね……。

弱そうなお供を選ぶ(桃太郎)

「桃太郎はなぜ鬼ヶ島に連れて行く仲間にキジを選んだのか……。キジって鳥の中でも結構弱そうな部類じゃないですか。鷹や鷲なら賛成できますが……」(東京・23歳女性)

どちらかといえば足手まといになりそうな動物も仲間にしてしまうのは、確かに不思議ですよね。桃太郎は心が広いのか、それとも鬼を倒す自信があったのか……。

砂まみれのおむすびは食べられない(おむすびころりん)

「おむすびころりんの転がった土まみれのおにぎりは、まず食べられないですよね。どうせ食べられないのだから、残念だけど追いかけるのを諦めた方がいいのでは、と思っていました」(神奈川・28歳男性)

食べ物を粗末にしないという気持ちは大切ですが、おむすびころりんのおむすびほど地面を転がってしまうと、流石に食べるのはやめたほうがよさそうですよね。

水の中を移動するのに溺れない(浦島太郎)

「浦島太郎はあくまで普通の人間なわけじゃないですか。それにも関わらず竜宮城に向かう途中で溺れてしまわないのが不思議で、子どもの頃は『なぜ?』と聞きまくって親を困らせていたそうです」(長野・21歳女性)

酸素を供給できそうなものもないまま、海の中に入っていったのかと思うとちょっと怖いですね。浦島太郎が素潜りのプロだった可能性は否定できませんが……。

おとぎ話だから……といってしまえばそれまでですが、その突拍子もない展開も昔話の魅力の一つなのかもしれませんね。みなさんが子ども心につっこんでしまった昔話の場面はありますか?

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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