ヒトメボ

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学生時代に体力テストがありましたよね。「運動神経のいい人はモテる」というのが高校生までの鉄則ですから、少しでも記録を伸ばそうと躍起になった人は少なくないはず。 ズルをしたくなったり、実際にしてしまったり……なんて場合もあったのでは? 体力テストでやりたくなるズルについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

長座体前屈:反動で押す、腕を曲げてスタート

「背中とお尻は、ちゃんと壁に付けて上半身と下半身の角度が直角になるように、という最初の姿勢ルールは守っていた。でも曲げる途中で、思い切り反動をつけて前かがみになり測定器の天板を両手で勢いよく押した」(茨城県 29歳 男性)

「スタートのときに、こっそり肩を上げたり腕を曲げたりしてた」(広島県 27歳 男性)

太ももの裏側からお尻にかけての柔軟性をテストする種目での不正....。正攻法で距離を稼ぐなら、ストレッチ体操後、曲げ始めると同時に息を吐き切り身体を前に倒していくと良いそうです。

握力:腕をまっすぐにしない

「部活はテニス部だったから握力は結構自信があった。でもバスケ部の友達に負けたくなくて、少しでも良い記録を出したかった。デジタルの握力計を太ももに押し当てて力を瞬時に込めて握り、47キロの数値を叩き出した笑」(宮崎県 37歳 男性)

腕を曲げたり、太ももに押し当てたり……。意図的にではなく、力んでついやってしまった……という人もいるのでは?

反復横跳び:線を超えないものもカウントする

「帰宅部で運動なんてろくにしてないから敏捷性などあるわけもなく、反復横跳びは大の苦手でした。本当は線を踏むか超えるかして1回のカウントだけど、甘々の自分ルールで小股でやってそれも数に入れてました」(福島県 25歳 女性)

20秒間、1メートル幅の3本のラインをサイドステップでまたぐ動作を繰り返す種目です。体育館にキュッキュッと靴のゴムが擦れる音が響いていましたよね。

上体起こし:上体を最後まで起こさない

「2人1組になってやる体力テストなのでペアの人と共謀してお互い記録をちょろまかしました。上体を最後まで起こさなかったり、戻す時に、背中を床に付けなかったりしても1カウント」

(山梨県 22歳 女性)

膝を90度に曲げてあお向けの姿勢で横になり、胸の前で腕を組んだ状態から体を起こし、両肘を両太ももにつけるのが正式なやり方です。ペアと共謀なんて……悪友ですね。

背筋力:計測器のチェーンを調節

「上体前傾角度を30度より小さくなるように背筋力計のチェーンを調節した。そうすることで筋力が大きく出る事を知り合いから聞いていた」(神奈川県 32歳 男性)

背筋力が高いと何だか力持ちでカッコいいイメージがありますからね……。

ズルをしたくなったり、実際にしてしまったり、している人を見て「うわ……」と思ったり……。学生時代の体力テスト、みなさんはどんな思い出がありますか?

(サンマ雲)
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