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2018.11.08
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2018.11.08
外国語なのになんだか日本語っぽく聞こえる言葉は、カタカナにしては単語が頭に残りやすかったり、そのもの自体に親近感が湧きやすかったりしますよね。日本語に似ていて親近感が湧くカタカナ語について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「少し前まで、『サグラダファミリア』を『桜田ファミリア』っていう日本のどこかにある名所だと勘違いしていたんです……。友人に指摘されたときは恥ずかしかったけど、脳内で『桜田ファミリア』と変換してる日本人は多いはず、といまだに思ってます(笑)」(栃木・22歳男性)
度々ニュースにも取り上げられる「サグラダファミリア」。確かに日本人には耳馴染みのいい響きなので、耳からの情報だけだと「桜田」に変換してしまう人も多いのかもしれません。
「私は『ニコラスケイジ』って聞いたとき、『ニコラス』っていう人が刑事役をやってるんだと思ったんです。だから『ニコラス・ケイジ』ってお名前だと知ったときはびっくりしました」(山口・22歳女性)
名前+職業で「ニコラス刑事」だと思ってしまった人もいるよう。ちなみに、実際にニコラス・ケイジが〝刑事〟を演じている作品もあります。
「『アグネス・チャン』や『トムヤムクン』は『アグネスちゃん』『トムヤムくん』みたいに思えて、響きに親近感が湧きました。とはいえまだ一度も『トムヤムクン』を食べたことはないですが……」(北海道・26歳男性)
「くん」や「ちゃん」という日本語の敬称と同じ響きなので、愛称みたいで耳に残りやすいのかもしれませんね。
「『ホーチミン』って言葉を初めて聞いたときに、『放置民』と解釈してしまい、そういう民族がいるのかと思ってしまいました。今ではもうベトナムの都市だと知っているのに、やっぱり音を聞くと先に出てくるのは『放置民』(笑)」(三重・23歳男性)
「ホーチミン」という都市名を前もって知っていなければ、脳内で知っている日本語の組み合わせに変換されてしまうこともありそうです。
「ハンバーグのレシピに『ナツメグ』って書いてあって、初めてその言葉を目にした私は『夏原めぐみ』っていう架空の女の子のあだ名を想像してしまい、見知らぬ香辛料から一気に親近感のあるアイテムになりました」(徳島・27歳女性)
「めぐみ」という名前の女の子は苗字と合わせて「〇〇めぐ」というあだ名になりがちですが、まさか異国の香辛料にまでそれが適用されるとは……。
馴染みが薄い響きのカタカナ語はなかなか頭に残らないものですが、日本語に似ていると親近感が湧き、覚えやすそうですね。ただし、一度脳内で日本語っぽく変換されてしまうと、なかなかそのイメージから抜け出せない人もいるようです。みなさんが日本語っぽいと感じるカタカナ語はなんですか?
(夢野まいこ/ヒャクマンボルト)
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