ヒトメボ

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『月刊コロコロコミック』で連載され、1980年代後半からの第一次ミニ四駆ブームのきっかけとなった漫画『ダッシュ!四駆郎』。作中には斬新な改造方法やレースシステムが数多く登場し、当時のミニ四駆好きの子どもたちはこぞってまねをしました。ただ、中にはまねをするには無茶なものも少なくありませんでした。そこで今回は、「『ダッシュ!四駆郎』のまねをしてえらいことになった思い出」をヒトメボ読者に聞いてみました。

屋外を走らせて故障

「ただの道ばたを走らせて競争させ、そのまま溝に落ちて壊したことがありました」(京都府・39歳男性)

「漫画をまねして屋外でミニ四駆を走らせたけど、段差に思い切り衝突してボディーがメキメキに割れたことがある」(東京都・37歳男性)

作中では屋外でのレースが多く開催されましたから、同じように屋外でレースをしていた子どもが多かったですよね。ただ、屋外はトラブルも多く、マシンが無事に済まないこともありました。筆者も川に落としたことがありますね。

棒で叩いてボディーを破壊

「スティックがなかったので、バットで叩いて方向転換させようとして壊してしまった」(東京都・38歳男性)

「四駆郎がしていたように、ミニ四駆をスティックでコントロールしようとしたことがあります。ただ力加減を間違えてサンダードラゴンを壊してしまった」(埼玉県・36歳男性)

ホッケースティックの代わりに、バットでマシンの進行方向を調整して遊んでいる子どもも多かったですね。ただ力加減が難しく、マシンを吹き飛ばしてしまうこともありました。ボディーを割ってしまう子どもいましたね。

悪路を走らせて故障

「漫画のように過酷な環境がいいと思って砂場で走らせ、シャシーの中が砂だらけになってしまった」(大阪府・40歳男性)

「『アウトドアステージだ!』とかいってグラウンドを走らせたことがある。結局ギアに砂がかんで壊れてしまった」(東京都・37歳男性)

作中では「そんなところを走らせるの!?」と驚くような悪路を走らせていました。その影響か、まねしてノーマル状態のマシンを悪路で走らせ、壊してしまうこともありましたね。

水辺を走らせて水没

「四駆郎の中で水辺を走らせるシーンがあって、まねして走らせたら動かなくなった」(大阪府・36歳男性)

「何巻だか忘れたけど氷の上を走らせるシーンがあって、それをまねて薄く氷が張った池を走らせて池ポチャしたことがある」(千葉県・40歳男性)

作中には水のステージも登場しましたが、スリリングなレースをまねて最悪の展開につながってしまうことも……。筆者もマシンが水没して二度と戻ってこなかったことがあります。

スーパーアタックランディングをまねしてタイムロス

「近所の駄菓子屋のレースでスーパーアタックランディングをまねたけど、そっと置きすぎて逆に遅くなった」(愛知県・39歳男性)

「タイヤの回転数を落とさないという技をまねしたけど、ただゆっくり置くだけなので普通に放す方が速かった」(東京都・40歳男性)

スタート時に「モーターのパワーを損なわないようコースに優しく置く」というテクニック。あまりに優しく置くと逆にタイムロスになるため、実際はかなりシビアな技でしたよね。

過激なレースシーンが売りの漫画だっただけに、そのレースをまねして大失敗した人が多いようでした。ただ、大変なことになるとしても、スリリングなレースの方が臨場感があって楽しかったですよね。ちなみに現在も『コロコロアニキ』で『ハイパーダッシュ!四駆郎』(原作・徳田ザウルス/作画・武井宏之)が連載中。気になる人はチェックしてみるといいかもしれませんね。

(中田ボンベ@dcp)
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ライター

中田ボンベ@dcp

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