ヒトメボ

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スマホはケースのバリエーションが豊富ですから、ケースを交換するだけで外装を簡単に変えられますし、そもそもノームコア志向によりデフォルトからいじらない人も少なくないですよね。一方、ガラケーが主流だった時代は、外装をいろいろとカスタマイズして個性を出す人が多かった記憶があります。ガラケー時代にやったカスタマイズについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

光るアンテナ

「アンテナ部分を、カラフルに光るLEDアンテナに変えていました。デフォルトのアンテナよりも長さがあり、最大30cmまで伸ばせるので注目度が高かったですね」(東京都/34歳 男性)

スマホ世代にはピンと来ないかもしれませんが、ガラケーはアンテナ部分を伸ばすことができます。電波が悪いときやメールが届かないときは「アンテナを伸ばし、ケータイを高く持つことで電波を拾う」という操作をしていました。

金色の龍のステッカー

「金運を高めるために、黄金に輝く登り龍のステッカーを貼っていました。効果は無かったみたいですけど」(長野県/29歳 男性)

なんとなくヤンチャをしている人が好きなイメージがある、龍のステッカー。モチーフに昇り龍が多いのは、縁起が良い(昇る=上昇)からでしょうか?

デコストーンで埋め尽くす

「きらきら光るストーンを、外装を埋め尽くすほどデコレーションしていました。色ごとにストーンの大きさを変えるなど細かい作業でしたが、若いこともあって、楽しみながらやっていました。今じゃ絶対ムリです(笑)」(青森県/34歳 女性)

下書きに接着剤を塗り、百個以上のストーンをピンセットで置いていく……、とても根気が入る作業をやっていた人も。接着剤の塗りが甘いからか、デコストーンがポロポロと剥がれているガラケーをよく見かけたものです。

ボタンのライトをカラフルに光らせる

「秋葉原にある携帯のカスタムショップで、ガラケーのボタンがカラフルに光るように改造しました。キャバやスナックとかで見せると、女の子からの受けが良いんですよね」(神奈川県/36歳 男性)

もともとガラケーのボタン部分は、暗いところでも見えるように光るのですが、わざわざ改造してまでカラフルに光らせる人がいました。携帯のカスタムショップでお願いすると一万円くらい費用がかかった記憶があります。

ヒョウ柄のスキンシール

「ヒョウ柄のスキンシールを好んで貼っていました。ちょっと派手かな?と思いましたが、あゆ世代直撃だったので!」(北海道/38歳 女性)

スキンシールとは、ガラケー本体に貼って外装をイメージチェンジさせるシート。ステッカーのようなワンポイントアイテムと違い、ガラケーそのものの印象をガラッと変えるアイテムでした。ガラケーが普及したころは、ちょうど浜崎あゆみ(以下あゆ)の全盛期。あゆの影響で「ヒョウ柄」が流行りました。あゆモデルとしてヒョウ柄のガラケーが発売されたほどです。

光らせる、デコる、金色のステッカーを貼るなど、目が疲れるようなキラキラさせるカスタマイズが流行っていました。ファッションもそうですが、注目させるには、まずは輝かせることが一番てっとり早いのかもしれませんね。

(佐藤翔平)
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ライター

佐藤翔平

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