ヒトメボ

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成長途中の子ども時代は、同学年でもかなり体格に差があったものです。なかには周りより身体が大きく、いわゆる〝ぽっちゃりキャラ〟として普段の生活やイベントごとの際に、その体型を活かした役回りになっていた人もいるのではないでしょうか。子ども時代にぽっちゃりキャラでよかったなと感じていた役割について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

ゴールキーパー

「体育の授業でサッカーがあった時、だいたいポジションはゴールキーパーを任されてました。体が大きいからという理由でしょうが、走るのが苦手だったのでむしろ進んでやってました」(山口/32歳男性)

「サッカーの授業ではほとんどの人が攻撃的ポジションをやりたがってましたから、僕みたいにぽっちゃり系のタイプはキーパーとして歓迎されてました。結局サッカー上手い人が攻撃も守備もやっちゃうんで、あんまりキーパーの仕事はなくて楽だったし、うまく止められたときの歓声がすごかったので楽しかったです(笑)」(岡山/28歳男性)

特に学生の間は体格が良いと有利になりやすいサッカーのゴールキーパー。もちろん、なかには「フォワードになりたい!」という人もいたでしょうが、積極的にゴールキーパーを選ぶ人も少なくなかったようです。

キャッチャー

「子供の頃、草野球では体格でキャッチャーになっていましたね。私はキャッチャーが一番好きなポジションだったので、内心嬉しくて。その頃はガタイがいいやつがキャッチャーという風潮でした」(神奈川/35歳男性)

「当時柔道をやってて体格が良かったのであだ名が”ドカベン”だったんです。その影響か、友達と野球をする時はキャッチャーが必然でした。試合を自分の手で組み立てて支配している感があって、楽しいんですよね」(福岡/37歳男性)

今はプロ野球でもスマートなキャッチャーばかりですが、体格のいいキャラがキャッチャーをやるという風潮はどこから生まれたのでしょうか。ドカベンの影響は大きそうな気がしますね……。

騎馬戦の土台の真ん中

「結構太っていて安定感があったので(笑)、騎馬戦では一番重要でキツい土台の真ん中に抜擢されましたが、本番で敵の騎馬を崩しまくって優勝した時はヒーローになった気分でした」(福岡/28歳男性)

「体育祭で騎馬戦をやると決まった時、主力選手になりそうな野球部のクラスメイトが真っ先に僕のもとへ『うちのチームで土台をやってくれないか』とスカウトに来ました。『お前しかいない!』って言われるの、結構いい気分です」(大分/24歳男性)

ウエイトがあるということは、特に子ども時代においてはパワーがあることとほとんど同義なので、騎馬戦など力がものを言う競技では輝く場面が多いですよね。一躍ヒーローになったという人もいるのでは?

給食の大盛り

「小学校の担任が給食を残さないようにする人で、量が多い日は頼まれてました。私も食べるのは好きだったので喜んで食べてました」(宮城/25歳男性)

「給食好きだったのでいつも多めに食べていたら、見た目のおかげもあってかいつの間にか何も言わなくても大盛りになってました。正直ラッキーだと思ってました」(鹿児島/27歳男性)

率先して残ったおかずやごはんをおかわりしてくれる同級生は、給食の時間の救世主だったものです。とはいえ、いっぱい食べる役割を与えられるというのを大変に感じていた人もいたのではないかと心配でしたが、食べることは大好きなので案外うまく利用していた、という人が圧倒的で安心しました。

キャラづけというのは必ずしもいいことばかりではありませんが、なかには自分のイメージを上手に利用していた人もいるようです。自分のキャラと好きなものが一致しているというラッキーな経験、みなさんにもありましたか?

(イワハシ/雨輝)
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