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2018.09.15
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2018.09.15
小学生の頃は夢見るだけで実行に移せなかったけれど、大人になった今なら簡単にできてしまうことは少なくないはず。大人になった今だから思う、小学生の頃実現したいと思っていたコスパのいい夢について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「ビックリマンの箱買い! してみたかったー! 今考えると買えない値段ではないんですけど、当時は人気すぎてどこに行っても売っていなかった上に、売っていてもお一人様2個までとか決まっていて、箱買いなんて多くの子どもにとっては夢のまた夢でしたよね」(愛知県・38歳男性)
「ヘッド」と呼ばれるレアシールをたくさん集めたくて、小学生たちがこぞって買ったビックリマン。あまりにも人気だったために、箱買いしたくても箱では売ってもらえない……という経験をした人もいるかもしれません。当時は1個30円でしたから、30個入りの箱で買っても900円。なんともコスパのいい小学生の夢です。
「小学生の頃は、うまい棒を全味制覇してやろうとずっと思ってました。よく考えたら小学生の小遣いでも余裕でできるのに、当時はなぜか実行に移すところまでは思い至らなかったんですよね。でも、あれって子どもだからこそやってみたかったのであって、大人になった今、うまい棒何十本も食べられないです(笑)」(長崎県・23歳男性)
実はかなりの種類があるうまい棒、小学生でも買いやすい手頃な値段なので、全味制覇したいと考えたことがある人は多いようです。ただし、どの店でもすべての味を取り扱っているわけではないので、小学生だった当時に全種類を買い揃えることは、至難の業だったかもしれません。
「子どもの頃は水で薄められて出てくるカルピスを見るたびに、なんでこんな美味しいものを薄くするんだ! と思っていて、大人になったら絶対そのままの濃いカルピスを飲んでやると決めていました。大人になって気づきましたが、カルピスの原液は濃すぎて別に美味しくないです(笑)」(香川県・39歳男性)
「友達の家のカルピスは、うちのと違って味が濃くて美味しかったんですよね。でも、親に言っても『濃いカルピスなんか毒や!』と言われるだけで(笑)。いつか私も濃いカルピスを飲んでやろうと思ってました」(大阪府・29歳女性)
小学生にはなかなか出来なかった贅沢、濃厚カルピス。それぞれの家によって濃さが違っていたので、自分の家のものよりも友達の家のカルピスのほうが濃かった、という思い出がある人もいるかもしれませんね。しかし、大人になるにつれ、濃ければいいというものでもなかったと気づくのです……。
「ボウルいっぱいに作ったフルーチェの独り占めをやってみたかったです。昔はフルーチェなら無限に食べられる気がしていました……」(北海道・27歳女性)
標準的なフルーチェは4人前なので、小学生が一人で食べるには多すぎるのですが、それでも一度は独り占めしてみたいおやつでした。牛乳と合わせても数百円でお腹いっぱい食べられるというコスパの良さを、大人になってから知った人もいるかもしれませんね。。
「外国のドラマとか映画で、私と同じぐらいの子どもがバケツみたいな大きさのアイスを抱えて食べていたのがうらやましくて、親にねだったけどお腹を壊すからダメだと取り合ってもらえませんでした。そういえば大人になったらいつかやると決意していたのに、まだやっていないです」(埼玉県・35歳男性)
海外ドラマや洋画にはよくあるバケツのような巨大アイス。お腹を壊さないようにと一日のアイスの量を決められていた人も少なくなかったでしょうから、画面の向こうの食べ切れなさそうな量のアイスがうらやましかったものです。バケツではありませんが、あの『ホーム・アローン』でもマコーレー・カルキンが山のようなアイスを食べながらTVを見るシーンがありました。日本だけでなく、外国でも「大量のアイスを食べる」というのは子供の夢なんですね。
小学生の頃に見ていた夢、今思えば悩むまでもないような値段でできることが多いですよね。大人になった今ではそれほどやりたい気持ちにならなくても、当時は本気でいつかやろうと思っていたのですから、小学生の夢はコスパが良かったものです。もしもいまだにあのときと同じ気持ちでいられるのなら、ものすごく安い値段で幸せを手に入れられるのに……。
(マッハ光太郎/雨輝)
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