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2018.09.12
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2018.09.12
飲み会や大勢での食事の場では、大皿の上に最後のひとつが残りがち。もちろん周りに気を使ってのことだと思いますが、いつまでも皿に残った一口が気になってしまうのも事実ですよね。大皿に残る最後のひとつをめぐる思いについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「最後のひとつってなんとなくみんなが注目してる気がするし、食い意地が張っていると思われるのが嫌なので、本当は食べたくても手をつけられないです」(愛知・21歳女性)
「飲み会のときとか、大勢の前だと本当は食べたい最後のひとつになかなか手が伸ばせないので、『残り食べちゃいなよ』と勧めてくれたり、『お皿下げちゃうから、食べる?』と取り分けてくれる人が近くにいると、神様に見えます(笑)」(神奈川・24歳女性)
本当は食べたいけど、周りが気になってなかなか食べられないという人は多いよう。もっとも、このタイプの人が多いからこそお皿に最後のひとつが残ってしまうのでしょうが……。そんなとき、声掛けをして取り分けてくれる人の存在はありがたいものです。
「結構食い意地張ってるタイプなので、食べたいものは本能のままに箸を伸ばして食べます。両親からは『周りの人にも気を遣いなさい!』って口を酸っぱく言われてきたので、大人数の時はできるだけ気を配るようにしていますが、誰も食べそうにないなと判断した瞬間、遠慮せずにいっちゃいます(笑)」(宮崎・24歳男性)
「遠慮のかたまりがいつまでも皿にある状況が理解できない(笑)。誰も箸をつけようとしていなかったらむしろラッキーだと思って早々に食べます。親も自分も料理人なので、『出されたものは美味しいうちに食べる』という感覚が染み付いているのもあるかもしれません」(大阪・31歳男性)
素直に食べたいものは食べる派の人たち。大皿の最後の一口は、誰も手を付けなければそのまま廃棄行きにになってしまうので、こんな風に食べたい人に食べてもらえるのが一番ですね。
「量をそんなに食べられないので、飲み会とか食事の終盤はすでにお腹いっぱいになっていて、最後の一口に箸をのばすどころではないです(笑)。周りも私があまり食べられないのを知っているので、無理に食べる必要もなくて助かります」(東京・22歳女性)
「潔癖気味でみんなが箸をつけた後の食べ物を食べたくないので、『誰か食べてくれー』と念じながら見て見ぬ振りをしてしまいます」(神奈川・20歳女性)
大皿の上に最後のひとつが残る頃になると、すでに食事も終盤なことが多いです。食材や作ってくれた人への感謝を考えれば、なるべく残したくはないものですが、それぞれ胃の容量や体質には限界もありますし、仕方ない部分もありますね。
「そこまで食べたくない料理でも、根っからの貧乏性がはたらいてだいたい私がいただきます」(秋田・23歳女性)
「作った人に悪いという気持ちになるので『誰か食べませんかー?』と聞いて誰もいなければ、すでにお腹いっぱいでも無理矢理食べます」(神奈川・28歳男性)
大皿に一口残っている状況が気になってしまう、気遣いの人たちもいます。お腹がいっぱいでも食べるというところに、作った人への感謝や周りへの配慮が垣間見えて素敵ですが、無理をしすぎて体調を崩さないようにだけは気をつけてくださいね。
最後のひとつをめぐる思いには、その人の食に対する考え方や、周囲との関係性が反映されているようです。大皿に残った最後の一口、みなさんはどうしていますか?
(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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