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2018.09.11
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2018.09.11
本格的な調理器具を使えば、料理の完成度も高まるような気がするものです。しかし、だからといって気合を入れて購入してみても、実際にはあまり使う機会がなかった……ということも。買ってはみたものの、ほとんど使うことがなかった本格派キッチンアイテムについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「何事も形から入るタイプなので、趣味で料理を始めるにあたり包丁も出刃包丁や刺身包丁など、用途別に数種類を購入! しかし、いざ始めてみるといきなりいろんな料理に挑戦するのはハードルが高くて断念。もう3年くらい経ちますが、未だに普通の三徳包丁で練習しています」(埼玉/26歳男性)
何かを始めようとするとき、まずはいろいろ道具を取り揃えて形から入る人もいますよね。早く技術が上がって、他の包丁の出番がやってくるとよいのですが……。
「ママ友の勧めで、ついにわが家も圧力鍋を導入しました。ただ、実際に使ってみると、料理のレシピごとに加圧する時間が違ったり、部品がいくつかあって手入れが大変だったりで、正直面倒で……(笑)。いつの間にか、台所の隅に追いやられています」(岐阜/34歳女性)
最近では、見た目がスタイリッシュな製品もあるせいか、SNSでも圧力鍋と料理を一緒に撮った写真を見かけることがありますよね。しかし、おしゃれな見た目とは裏腹に、使いこなすには少々手がかかって面倒な点もあるようです。
「彼氏に手料理を食べてもらうのが嬉しくて、料理にハマりました! ネットで検索したら、鉄のフライパンのほうが美味しく調理できると書いてあったので即購入しましたが、非力なので重くて大変だし、すぐ焦げ付いてしまうしで、結局最近はもとから使っていたテフロン加工のフライパンを使っています」(神奈川/24歳女性)
鉄製のフライパンには、高温に強く様々な料理に使えるという利点があるものの、重さや焦げ付きやすさを克服しなければ、使いこなすのが難しいことも。きちんと手入れをすれば一生使うこともできるコスパの良いアイテムなので、諦めずに使い続けてみたいものですが……。
「抽出濃度やお湯の温度管理、タイマー設定や豆を挽くときの粗さなど細かく設定できるコーヒーメーカーを買いました。友人が遊びにきたので機能自慢をしたら、『インスタントでいいから早く淹れてよ!(笑)』と言われてしまい……。それ以来使う機会が減り、インテリアになってしまいました」(東京/33歳男性)
コーヒー好きからすると、淹れるのにかかる時間はむしろ楽しめるポイントでもあるのですが、ただ飲みたいだけの人にとっては、そうでもないようです。インテリアとして様になるのがせめてもの救いでしょうか……。
「『独自の機能でごはんがとっても美味しく炊ける』という売り文句に惹かれて購入した炊飯器でしたが、仕事が忙しくなって料理に時間がとれなくなり、最近はレンジでチンするパックごはんにお世話になっています……」(千葉/31歳男性)
じっくり時間をかけて炊き上げることでお米のうまみを最大限に引き出してくれる炊飯器も、ささっと食べたいときには早くて手間もかからないパックごはんに仕事を奪われがちなようです。
料理のクオリティを高めてくれる、本格的なキッチンアイテムの数々。しかし、それらを使いこなすためにはそれなりの知識やテクニック、そして時間や心の余裕も必要になってくるようです。みなさんのキッチンにも、眠ってしまっている本格派キッチンアイテムはありますか?
(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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