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新しいことを始めたり悪い習慣を断ち切ったり、何かを頑張らなくてはいけない状況になったとき、すぐに取り掛かれるのが一番だとわかっていても、とりあえず明日から……と考えてしまう人は少なくないですよね。「明日」から頑張るという決意が「今日」からではない理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

準備をしていない

「資格や試験の勉強を始めるときは、テキストなどの準備が必要なので、今日準備して『明日からやろう』と思います。でも、大抵翌日までモチベ維持ができないです……(笑)」(静岡・25歳女性)

万全の状態でスタートを切るための準備期間と称して「今日」を勘定に入れないこともありますが、やる気になった瞬間の気持ちを翌日まで持ち越すのは意外と大変です。いっそ準備も込みで「今日」からやったほうがいいのかも。

今あるものがもったいない

「禁煙しようと思ったけど開封したばかりのタバコが一箱あるから、今日はこれを全部吸って明日から禁煙する……と言いつつ、その日の帰りにまたコンビニで新しいタバコを買うというのを何年も続けています。禁煙する意志はあります」(北海道・40歳男性)

準備をしていないの逆パターンで、何かをやめるときに陥りがちな思考回路です。しかし、今あるものをすべて消費したら、明日からは……の「明日」は滅多に来ないので、どうしてもやめたい場合は心を鬼にして、今日処分してしまうほうがいいかもしれません。

気が乗らない

「やらなくてはいけないんだけど、気が乗らないからとりあえず明日から頑張ることにして、先延ばしにしている。やる気があったら今日からやってる」(京都・30歳男性)

今日やるには気分が乗らないから、とりあえず明日までの猶予を……ということでしょうか。猶予期間のうちに気が乗るといいのですが……。

他人に対するアピール

「やる気はあるということを人にアピールするため、とりあえず『明日からは頑張ります』と主張するようにしています。今日からと言うとすぐに行動に移さなければいけないけど、明日からと言えば、運が良ければ忘れてもらえるので。建前です(笑)」(長崎・21歳男性)

その場しのぎにやる気があることだけは主張してみますが、この場合の「頑張る」は完全に社交辞令です。「頑張るのは今日からじゃないの?」などとツッコまれないように気をつけましょう。

明日の自分に対する信頼

「今日の私は頑張れないけど、明日の私ならたぶん頑張ってくれると思うので、頑張る決意をするときは大抵は明日の自分に託します(笑)。今日から頑張れる人はすごいですよね」(三重・27歳女性)

今日の自分より明日の自分のほうが、1日分成長しているはずなのできっとよりよいパフォーマンスをしてくれるはず。決してサボったり諦めたりしているわけではなく、明日の自分に対する期待が大きいんですよね!

思い立ったが吉日と言いますし、本当は「今日」から始めるのが一番なのでしょうが、なかなかやる気になれないこともありますよね。みなさんは「今日」から頑張れていますか? それとも、「明日」から頑張る予定ですか?

(ヒトメボ編集部)
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