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学生時代の夏休みの思い出といえば、合宿や教習所通いで運転免許を取ったことだったという人も、なかにはいるでしょう。免許を取ってすぐの頃は、短い距離を運転するのも緊張の連続でしたよね。免許を取り立ての頃の思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

教官がわりの人を助手席に乗せる

「免許をとってすぐの頃は、一人で運転するのが怖かったので、必ず隣に父を乗せていました。父は『下手くそな運転に巻き込まれて死にたくない』と悪態をついていましたが、そう言いつつ毎回律儀に助手席に乗ってくれた上、運転に関してもいろいろなアドバイスをくれたので、今でも感謝しています」(山口・23歳女性)

教習所では試験など以外は基本的に教官が隣にいてくれたので、卒業していざ一人で公道を運転するとなると、どうしても緊張してしまいましたよね。慣れるまではとにかく誰かを隣に乗せようとしていた人もいるのでは? 助手席に乗るのを嫌がりつつも付き合ってくれる家族や友人には、救われたものです……。

ウインカーとワイパーを間違える

「さすがに今は間違えなくなりましたが、免許取り立ての頃はウインカーとワイパーを間違えることが何度かありました。ウインカーを出すつもりが、なぜかワイパーを動かしてしまって……。でも、そういうミスをしている人はときどき見かけるので、やってしまう人の多いミスなのかなとも思います」(秋田・35歳女性)

ハンドル周りにある似たような形状のレバーだからでしょうか。間違えてしまう人は少なくないようです。

ガソリンスタンドでもたつく

「初めてガソリンスタンドに行ったときに、自分の車なのに給油口がどっちにあるのかわからなくて焦った。ガソリンスタンドの店員さんに誘導されるままに入ったら、給油口が逆だったようで、狭いガソリンスタンド内で別の給油機のほうに方向転換させられて、S字クランク以来の緊張感に襲われた」(山形・28歳男性)

国産車はメーカー内ですら給油口の位置が統一されていないので、最初にガソリンを入れるときは一瞬悩みますよね。大抵の車は燃料計のマークの左右どちらかに給油口のある側を示すマークがあるので、落ち着いて確認しましょう。

駐車場の左右が空く

「免許取り立てで初心者マークをつけていた頃、駐車場では僕の車の左右だけ誰も駐車せず、だいたい常に空いていました。初心者だから下手くそだと思われているんだろうなと、当時は少し腹も立っていましたが、それなりに運転にも慣れてゴールド免許をもらった今なら、あれは初心者の運転を信用していないのと同時に、慣れない駐車時に周りを気にしすぎなくても済むようにというみんなの優しさでもあったんだなとわかります(笑)」(鹿児島・31歳男性)

運転に慣れないうちは、自分の車の左右が駐車中の車に挟まれていると、出し入れするときの緊張も2倍になるものです。近くに車が停まっていないと、正直ちょっとホッとしていた、という人も多いかもしれませんね。

ちょっとした運動よりも疲れる

「免許取り立ての頃は、1時間ほどの距離を運転しただけで信じられないほど疲れていました。ずっと運転席に座っているだけで、大した運動もしていないはずなのに、普通にランニングとかするほうがよっぽど楽だなと思っていました(笑)」(和歌山・30歳女性)

運転中は常に周囲に気を配る必要があるので、普段の生活よりも緊張して疲労が溜まりますよね。運転に慣れていても長時間の移動には強い疲労を感じますが、初心者だとなおさらです。

慣れてしまえば、どれも大したことはなかったなと思うものですが、免許を取ったばかりの頃は、とにかく何もかもが必死でした。しかしもちろん、慣れたからといって慢心せず、今後も「初心忘るべからず」の気持ちで安全運転してくださいね。

(ヒトメボ編集部)
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