ヒトメボ

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子どもに人気のある昆虫の二強といえば、カブトムシとクワガタムシですよね。しかし、両者を比べると、どうしてもカブトムシのほうが人気で上回っている感じは否めません。クワガタムシがカブトムシを超えられない理由だと思うことについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

ハサミが怖い

「ほとんど凶器みたいなあのハサミが怖くて、クワガタはちょっと苦手です」(福岡/24歳女性)

「一度指を思いっきり挟まれて、痛い目にあいました。それ以来、クワガタを見るとあのときの痛みが……」(富山/31歳男性)

クワガタの特徴である大きなハサミはかなりの力でものを挟むことができるので、ときには本当に怪我をすることも。怖がる人がいるのも仕方ないのかもしれません……。もしも挟まれてしまった場合は、床などの平らで安定した場所にクワガタを着地させると力が緩んで取れやすいそうです。

身体が薄っぺらい

「カブトムシに比べると、クワガタって全体的に薄くないですか? どっしりとしていて強そうなカブトのほうが好きです」(神奈川/28歳女性)

「薄さがゴキブリに似ているため、見間違えて大声を出したことが……」(東京/34歳男性)

スタイリッシュなフォルムのクワガタですが、丸々としたフォルムのカブトムシと比べると、ボリューム不足感は否めず……。外見に貧弱なイメージを抱いてしまうのでしょうか。

持ち方がわからない

「カブトムシは小さいほうの角をつまめるのですが、クワガタは掴み方がいまいちよくわかりません」(埼玉/30歳男性)

ハサミを掴むと危ないので身体の側面を持つしかありませんが、クワガタには気性の荒い種類も多いため、掴もうとすると手痛い反撃を受けることも。掴む際は怪我をしないよう気をつけましょう。

名前が覚えにくい

「アウラタキンイロ、マキシムスマルバネ、フェモラリスツヤ、メタリフェルホソアカ……クワガタの名前は覚えにくい! ヘラクレスやコーカサスなど、カブトムシの名前は覚えやすいのに……」(兵庫/27歳男性)

海外産のクワガタは変わった名前が多いですよね。カッコいい響きで覚えやすいカブトムシのほうが、名前が耳に残りやすく親しみやすさがあるのかもしれません。

大人の遊びのイメージがある

「カブトムシが夏休みの象徴のような虫なのに対し、クワガタにはあまりそういう無邪気さを感じないです。どちらかといえば、大人の趣味って感じなんですかね? お金目当てのブリーダーが多い印象があります」(神奈川/23歳男性)

カブトムシもクワガタムシも、大きな個体や珍しい種類の個体、美しい個体ほど値段が高くなりますが、クワガタのほうが売買目的のイメージが強いのでしょうか。良く言えば「高級感がある」とも捉えられそうですが……。

小学生時代の夏休みのイベントといえば、深夜や早朝の昆虫採集だったという人も少なくないと思いますが、今も昔も捕まえたときに子どもたちに喜ばれるのは、カブトムシであることのほうが多いよう……。カブトムシとクワガタ、みなさんはどちらを支持しますか?

(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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倉内ソタロー

ヒャクマンボルト

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