0
0.0(0人が評価)
2018.07.02
0
0.0(0人が評価)
2018.07.02
中高生の青春の象徴は? と聞かれると部活を挙げる人は多いでしょうが、なかには帰宅部という選択をした人もいますよね。しかし、帰宅部だからこそ味わえた喜びだってあるはず。元帰宅部のヒトメボ読者に、帰宅部でよかったと感じたことについて聞いてみました。
「学校から急いで帰ると、ちょうど夕方のドラマの再放送が始まる時間に間に合うので、放課後が楽しみでした。“イグアナの娘”とか、すごく覚えています(笑)。昔のドラマの再放送って、意外と面白いんですよね」(神奈川・29歳男性)
部活動生たちがキツイ練習に取り組んでいる間に、のんびり家でテレビを観られるのはなんだか優雅……?
「バイクを買うお金を貯めるために部活には入らず、代わりにバイトのシフトを限界まで入れてガッポリ稼いでいました。高校卒業の頃には目標としていた金額も貯まったし、バイト仲間もたくさんできたので、部活をしていなくても楽しかったです」(熊本・25歳男性)
高校生になったらバイトがしたい! と思っていた人も多いのでは? 学業との両立ができるなら、良い社会経験になるかもしれませんね。
「彼氏も帰宅部だったので、当時は毎日のようにデートしていました。カフェでお茶したり、お互いの家で一緒に課題をしたり、いい思い出になっています」(石川・27歳女性)
日々の練習や試合に忙しく、恋人とデートする時間が取りづらかった部活動生と違って、放課後の時間を自由に使える帰宅部。放課後デートは、学生ならではの特権です。
「高校3年になってすぐ自動車学校に通い始めました。4月生まれでなおかつ部活をやっていなかったおかげで、同級生の誰よりも早く運転免許を取ったので、まだ部活を引退していなかった友人たちにはかなり羨ましがられました(笑)」(大阪・28歳男性)
大人の証のようで、運転免許に憧れていた人もきっと多いですよね。そんな中で一足先に自動車学校に通えるのは、たしかにちょっとした優越感かも?
「高校では部活をしていなかったのですが、中学時代、膝を故障するまでは結構有名なクラブチームでサッカーをやっていたので、年に一度の球技大会では大活躍でした。元々サッカーをやっていたことは、高校の同級生たちには一切言っていなかったので、『帰宅部なのにめちゃくちゃ上手え!』と注目されて快感でした(笑)」(神奈川・33歳男性)
膝の故障は残念ですが、帰宅部が鮮やかにシュートを決めていくというのは、過去を知らない同級生たちにはさぞインパクトが強かったことでしょう……。
地味なイメージを持たれがちな帰宅部ですが、学生時代に帰宅部だった人たちは、部活に入らないことでできた自分の時間を上手に活用して楽しんでいたようですね。みなさんは、部活にどんな思い出がありますか?
(夢野まいこ/ヒャクマンボルト)
0comments