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業務中の習慣が癖になってしまうことを俗に“職業病”と言いますが、学生時代にやっていたアルバイトでも、同じような経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。アルバイトによって身体に染み付いた職業病について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

何時に会っても「おはようございます」

「ずっとカラオケボックスで夜勤をしていた学生時代の癖が抜けず、就職してからも時刻に関係なく必ず『おはようございます』と言っていたら、『業界人なの?』と不審がられました」(東京・24歳女性)

「僕がバイトをしているバーでは、挨拶は基本的に夜でも『おはようございます』なので、サークルの飲み会で夜だけ顔を出すときも、いつも『おはよう』と言ってしまいます。友人には『気取ってんじゃねー』と絡まれますが、大学生の言う『お疲れ』の乱用も似たようなものですよね……(笑)」(神奈川・23歳男性)

夜勤のあるバイトだと昼夜逆転生活を送っている人もいるでしょうから、「おはようございます」はある意味理に適った挨拶なのかもしれません。

とにかく声が大きくなる

「大学入学時からずっと小学生向けの塾講師をやっているせいか、やたらと声が大きくなってしまいます。特に何かを説明するときは、いつもの倍くらい力が入って大声になってしまうので、あだ名が『演説家』になりました……」(和歌山・21歳女性)

まだまだいたずら盛りの小学生相手に授業をしていると、注意を引くために自然と声が大きくなってしまいますよね……。

店に人が入ってくると思わず反応する

「居酒屋でのバイト経験が3年目になるのですが、客として飲食店に行ったときでさえ、店内にお客さんが入ってくると『いらっしゃいませ!』と言いそうになってしまいます。酔っていると、時々本当に言ってしまうこともあります……(笑)」(山梨・22歳女性)

「アパレルでのバイトが長かったせいで、自分が客として買い物に行ったときでも、お客さんが入店するとそっと近寄って行きそうになります。一度は実際に、お客さんの動線を想定して先回りしてしまったことがあって、あのときの私は完全に不審者でした……」(長崎・23歳女性)

入店と同時に店員さんが一斉に反応するお店は少なくないですが、あの店員さんたちもみんな、自分がお客さんになるときは間違って接客しそうになるのでしょうか……。

お札の扱い方が独特

「ビールの売り子をやっているとお札を縦に折る癖がつくんですけど、大学時代、ゼミの飲み会で集金係をしたときに、いっぺんにたくさんのお札を渡されて反射で縦に折ってしまい、野球好きな同期にバイトがバレました。華やかな雰囲気の女の子が多いバイトということもあり、どちらかというと真面目ぶっていた私がやっているというのはなんだか恥ずかしく、ひた隠しにしていたので、『やっちゃった……』と思いました……」(埼玉・28歳女性)

偶然にも詳しい人がいたのが不運でしたね……。特定の仕事の人しかやらない仕草は、目立ってしまいそうです。

去って行く車に深々とお辞儀

「ガソリンスタンドでバイトをしています。先日、車を買ったばかりの友人がドライブに連れて行ってくれると言うので、仲の良いサークルのメンバー4人で集まりました。ドライブ自体はとても楽しかったのですが、帰りに家まで送ってもらったとき、いつもの癖で深々とお辞儀をしながら『ありがとうございましたー』と去って行く友人の車を大声で見送ってしまいました。当然、後日めちゃくちゃイジられました……」(高知・21歳男性)

仲の良い友人からは格好のネタにされてしまったようですが、いつもバイト中に見ているのと同じような状況を目にすると、反射的に身体が動いてしまいますよね。

“職業病”と言われてしまうほど癖が身体に染み付くのは、それだけ普段からバイトを真面目に頑張っている証拠なのかもしれませんね。しかし、だからといって癖が出てしまったときの恥ずかしさが消えるわけではないので、アルバイトとプライベートは上手く切り替えたいものです……。

(ヒトメボ編集部)
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