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自分も大人になった今では嘘だとわかりきっているけど、子どもの頃は真剣に信じていた大人の発言、ありますよね。純粋だった子ども時代、真に受けていた大人のセリフについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」

「12月になると親が言い始める『いい子じゃないとサンタさん来ないよ』を、子どもの頃は本気で信じていました。普段はまったく両親の言うことを聞かない悪ガキだったのですが、クリスマス前だけはとてもいい子にしていました。今思えばとても純粋でしたね(笑)」(岡山・33歳男性)

「いい子のところにしかサンタさんが来ないというのを真に受けていたので、大抵の子どもが楽しみにしているはずのクリスマスが怖くてたまりませんでした。自分ではいい子にしていたつもりだけど、サンタさんにいい子だと思ってもらえていなくて私だけプレゼントがもらえなかったらどうしよう、と毎年クリスマスの時期は不安でした……」(山口・28歳女性)

子どもの頃楽しみにしていたイベントといえば、クリスマスですよね。サンタクロースの影響力はやっぱり大きいようです。

「お年玉は預かっておくね」

「お正月にお母さんが必ず言うセリフといえば、『お年玉はお母さんが貯金しておくね』ですよね。子どもの頃はその言葉を疑いもしなかったので、すべて親任せにしていたのですが、大人になった今でも預かってもらったお年玉は返ってきてないです(笑)」(群馬・29歳女性)

お母さんは子どもにいきなり大金を持たせるのが不安だったのかもしれませんね。きっとあなたのために使われていたはず……?

「炭酸を飲むと骨が溶けるぞ」

「少年野球をやっていた頃、コーチから『炭酸を飲むと骨が溶けるから背が伸びないぞ』とよく言われていました。今考えると『そんなわけない!』と思うのですが、当時はコーチが嘘をつくはずがないと思っていたので、飲みたいのを我慢して炭酸飲料を一切口にしない生活をしていました。結果、身長が伸びたかと言うと……。成人男性の平均より少し低いくらいです(苦笑)」(千葉・25歳男性)

炭酸飲料には砂糖がたくさん入ったものも多いので、コーチは選手の健康を心配する気持ちから言ったのかもしれませんが……。我慢が身長に反映されなかったのは残念です。

「地面に穴を掘ると地球の裏側に落ちちゃうよ」

「小学生の頃、校庭に落とし穴を掘るのが流行ったときに、先生から『地面に穴を掘ると地球の裏側に落っこちてしまうからやってはいけません』と言われました。今ならそんなバカげたことありえないと笑ってしまいますが、当時は真剣に怖くなってみんな落とし穴を作るのをやめたので、いたずら好きな小学生を止めるのにはいい忠告だったなと思います(笑)」(愛媛・27歳男性)

怪我人が出る前に落とし穴の流行を防いだ、先生のファインプレーですね。

「お米を捨てるとバチが当たるよ」

「『お米を残すとバチが当たるから、きちんと全部食べなさい』と昔、おばあちゃんによく言われていました。小さな頃はそもそもバチがなんなのかよくわかっていなかったのですが、子ども心に怖いものなんだろうなと怯えていました。今はさすがに本気にはしていないものの、おばあちゃんに教わった大事なこととして守っています」(新潟・34歳女性)

おばあさんやおじいさんから言われたことは、不思議とずっと記憶に残っていたりしますよね。

大人になって考えてみると「そんなはずない」と簡単にわかることばかりですが、大人になった今だからこそ、きっと当時の大人たちも子どものことを考えて言ったんだろうなと感じるセリフでもありますよね。みなさんは子どもの頃、大人のどんなセリフを真剣に信じていましたか?

(ヒトメボ編集部)
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