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2018.06.25
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2018.06.25
人から褒められるというのは、大抵の場合とても嬉しいものです。しかし、ときには「褒められているはずなのに、なぜか嬉しくない。むしろ貶されているような気すらする……」と感じた経験もあるのでは? これまでに人から言われた「褒められている気がしない褒め言葉」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「営業部の同僚から、仕事に関して『お前は本当に貪欲だよね。俺には真似できないよ』と言われました。確実に嫌みだし、全然褒められてないですよね」(栃木・25歳男性)
営業という仕事には貪欲さが不可欠ですが、あえて言葉にされると「がっついている」と言われているような気がしてしまうみたいですね。
「上司に頼まれた用件をこなしたので報告に行ったら、『さすが仕事が早いね。要領がいいだけある』と言われました。仕事が早いというところまでは褒め言葉だと思って嬉しかったのですが、要領がいいという言葉を付け足されたところで嫌みに感じてしまいました。上司に悪気はないんでしょうが、いい気分ではなかったです」(愛知・28歳女性)
仕事の上で要領がいいというのは手際がいいという意味でしょうから、本来は褒め言葉のはずですが……。場面によっては皮肉として使われることもあるセリフなので、マイナスに捉えてしまう人もいるようです。
「たぶん相手は褒め言葉として言ってくれているのだと思うのですが、『化粧が上手だね』と言われると、複雑な気持ちになります。メイク技術を褒められるのはたしかに嬉しいけど、素材がイマイチって言われているような気がして、素直に喜べません」(神奈川・21歳女性)
化粧に関する褒め言葉は、言われて嬉しい人とそうでない人が比較的はっきり分かれるようです。他人に対して使うときは、要注意かも?
「先日参加した合コンで、女の子から『学生時代モテたでしょ?』と言われました。今より15キロ痩せていたという話をしたら『やっぱり! その頃は絶対モテてたよね!』って言われて。その瞬間は嬉しかったけど、今モテてるとは一切言われなかったのが、結局誰ともLINE交換できなかった理由を暗示しているんだと思います……」(静岡・26歳男性)
過去の自分を褒められるというのは嬉しい反面、今はどうなの……? と思ってしまいますよね。
「『〇〇君って優しそうだよね』とよく言われますが、褒められてると感じたことはないです。普段からわりと影が薄い方なので、それくらいしか言えることがないんでしょうね……」(新潟・23歳男性)
「優しそう」は素敵な褒め言葉だと思いますが、大抵誰にでも当てはめることのできる無難なセリフでもあるので、いつもそればかり言われている人はなにか引っかかってしまうのでしょうか。
褒められている気がしない褒め言葉、言われた経験がある人も多いかもしれません。しかしなかには、自分が言うときは本当に褒めるつもりで使っているのに……。という言葉もあったのでは? せっかくの他人からの褒め言葉、なるべく素直に受け止めたいものですね。
(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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