ヒトメボ

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いつもと違う教室で座学以外の授業をする音楽の時間、小学生の頃は楽しみにしていた人も多いのでは? 音楽の時間の思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

リコーダーがくさい

「リコーダーを吹いた後、たまに分解してメンテナンスしていたのですが、そのたびに自分のものとは信じたくない、きつ〜い臭いが……」(神奈川・35歳男性)

「自分のリコーダーを忘れたときは、音楽室にある共用のリコーダーを使うことになっていたんですが、そのどれもがくさくてすごく嫌だったのを覚えています。授業の道具を忘れる方が悪いんですけどね……」(新潟・30歳男性)

呼気に含まれる水蒸気によって湿り気を帯びやすいリコーダー。こまめに手入れをしておかないと、後で悲しい目に遭います。

親指を半分ずらす

「リコーダーを吹いているとき、高い音を出すために親指を半分ずらす技ってありましたよね? うまく音を出せなくて、テスト以外ではいつも吹いたふりをしていました」(和歌山・29歳女性)

一オクターブ高い音を出すためのサミングと呼ばれる技法ですね。運指表だと半分くらい塗られていることが多いですが、実際には親指をほんのちょっとずらした上で強めに吹くのがコツです。

怖い肖像画

「音楽家の肖像画が壁にたくさん飾ってあったのが怖かったです。当時流行っていた『学校の怪談』という映画を観て以来、うちの学校でも絵が動き出すんじゃないかと小学生の頃は不安でした」(千葉・33歳女性)

学校にまつわる怖い話、本や映画で流行りましたね。絵画の中のベートーベン、今も夜な夜などこかの学校で演奏会を開いているのでしょうか。

友人が音痴

「出席番号が前後になる友人が無駄に声量のある絶妙な音痴で、油断するとつられそうになって大変でした」(新潟・31歳男性)

自覚のない音痴は周りをも巻き込みます。しかし本人に悪気はないはずなので、指摘もできず……。

人と違う楽器

「合奏コンクールの楽器決めのとき、オーディションで大太鼓を勝ち取りました。リコーダーや鍵盤ハーモニカと違ってひとりしかいないパートだったから、目立てて嬉しかったです(笑)」(長野・33歳男性)

人数の少ないパート、楽器が得意だと注目されますよね。結果がついてくるとさらに嬉しいものです。

上級生が大人に見える

「私の小学校は音楽室へ移動する際に6年生の教室の前を通る構造になっていたので、いつも『上級生は大人っぽいな〜』と思いながら眺めていました。小学校時代って、一学年違うだけでもだいぶ差を感じましたよね」(東京・34歳男性)

自分が6年生の立場になるとあまりそうは思わなかった気もしますが、下級生からは6年生がとても大人っぽく見えていたものです。

リコーダーや音楽家の肖像画のように小学生の頃に音楽室で出会ったものたちは、大人になるとあまり馴染みがなくなりますが、普段の生活で触れることが少ない分、思い出すとやけに懐かしく感じたりしますよね。音楽の時間、あなたは何が印象に残っていますか?

(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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倉内ソタロー

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