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2018.04.12
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2018.04.12
展望台やタワーにある、100円を入れると使える無骨な双眼鏡。覗いてみたい衝動にかられる気持ちはわからなくはないですが、「みんな一体何を見ているの?」と疑問に思ったことはありませんか? 何を見るために双眼鏡を使ったかについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「大きなタワーに行った際は、自分の家がここから見えるのかどうかを検証するために100円を入れて見ています。確認できた試しは今の所ないのですが……(笑)。見つけるってこと自体が楽しいんですよね」(神奈川・22歳男性)
近くに住んでいないとさすがに無理かも? でも一応自分の家の方向を必死で探してしまうんですよね……。
「ビルの上を見下ろすことができるくらい高いタワーに登った際は、望遠鏡を使って『ビルの屋上に何が置かれているのか』を見ています。とくに何を探しているというわけでもないのですが、ちょっと気になっちゃうんですよね。プールがあったりすると、レアなのでテンションが上がります」(石川・24歳女性)
「あ、あんなところにヘリポートがあったんだ!」なんて。そのビルの裏事情というか、地面から見上げるぶんには絶対にわからない何かを探り当てたくなるようです。
「山の頂上にある望遠鏡では、その山の中で生息している鳥や動物などの生き物を探しています。前に日光で猿を発見したとき、めっちゃテンションが上がりました」(東京・28歳男性)
「街を見下ろせる望遠鏡を使って、猫やカラスなど街中にいる動物を探すのが好きです。空き地にいる昼寝中の野良猫なんかを見つけたときはめちゃくちゃ嬉しくなります! おすすめです!」(神奈川・24歳女性)
バードウォッチングや野良猫の観察に使うパターン。倍率はどのくらいなのか気になりますね……。
「私は高いところから、人がどんな行動をしているのかを見るのが好きです。神になった気分が味わえるので(笑)。テレパシーを送って遊んでいます」(埼玉・33歳女性)
「あまり遠くではなく、隣のビルで働いている人なんかを覗いちゃいますね。一生懸命に働く姿を見ていると人間って健気だな〜なんて思います。たまにサボってる人を探したりも(笑)」(静岡・30歳女性)
人間観察をする人もいるよう。まさか、観光地の双眼鏡から見られているとは思ってもいないでしょうね……。
「旅行に行った際、必ずそこに望遠鏡があれば使ってしまう私ですが、特段何を見ているわけでも、探しているわけでもありません。思い返してみると、子供の頃に望遠鏡を使わせてもらえなかったから、その反動でいつも使ってしまうのかも……」(愛知・21歳女性)
「何を見るかも決めずに100円を入れてしまい、どうしようどうしようと騒ぎながらキョロキョロしているうちに終わってしまいます……」(神奈川・30歳女性)
きっと理由は、「そこに双眼鏡があったから」。それ以上でも以下でもないのでしょう。(笑)
使うのかどうかは置いておくとして、「観光地に来たなぁ」という心境にさせてくれるコイン式双眼鏡。そうした意味でも、実用性より存在そのものが大切なのかもしれませんね。
(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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