ヒトメボ

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思春期の男子は、周囲への気恥ずかしさからか心にもない言動をしてしまいがち。それによって、母親との関係がギスギスしてしまうことも……。思春期にしていた母親へのこじらせ言動について、ヒトメボ男性読者に聞いてみました。

手作りのご飯を食べない

「中学2年のとき、1週間くらい母親が作った夕飯を食べず、自分の部屋でマックのハンバーガーを食べてました。その頃は絵に描いたような反抗期で家にいても親と口も聞かず、学校から帰ってくると自分の部屋から一歩も出ませんでした。それでも私に対する母親の態度は全く変わらず、翌朝も『おはよう』と普通に話しかけてくるので、余計にムズムズしてました……」(神奈川/29歳)

「中学校のときに給食がなくていつも弁当を作ってもらってた。あるときから、母親の弁当を持っていくなんてダサいと思い始めてしまって、全く手をつけずに持ち帰って、昼は友だちにもらったりコンビニで買ったりして済ましてた。本当、悪いことしたと思います」(愛知/31歳)

ひとくちも手をつけられていない晩御飯や持ち帰った弁当の末路を考えると、悲しい気持ちになりますね……。それでも料理を作り続ける母親と静かな攻防戦を繰り広げた経験がある人は、きっと少なくないはず。

送り迎えを拒否

「高校の下校時とか、友だちの家から帰るときとか、母が『パートの帰りと被るから車に乗っていけば?』とよく言ってくれてたんだけど、全部拒否してました。友だちの前で親の車に乗り込むのがすごく恥ずかしかったんですよね」(広島/32歳)

拒否しないにしても、友だちに知られるのが恥ずかしくて裏門や少し離れた場所で乗り降りしていた人もいるはず。

〝ねぇ〟や〝ちょっと〟と呼ぶ

「それまで〝お母さん〟って普通に呼んでたのに、ある時期から気恥ずかしくなって〝ねぇ〟とか〝ちょっと〟とかと呼ぶようになりました。今では普通に〝お母さん〟と呼べるんですけど、あれは何だったんですかね……」(東京/25歳)

ヨソヨソしく接することで、母親との距離を遠ざけようとしていたのでしょうか。面と向かって〝お母さん〟と呼ぶのが恥ずかしかったという人、少なくないのでは?

友だちの前でだけ荒い言葉使い

「友だちが家に遊びに来たときだけ母親に冷たい態度をとっていました。お茶を出してくれときなどに、『いらねーよ!』とか言ってしまったと思います」(山梨/26歳)

「うちのオカン、俺のこと〝ちゃん付け〟で呼ぶんですよ。友だちの前でそう呼ばれると中学生の頃は本当に恥ずかしくて、『うるせーよババア!』なんて言ってしまったことがあります。思い出すだけで胸が痛くなるというか、改めて謝りたいですね。罪滅ぼしじゃないけど、この歳になって〝ちゃん付け〟を受け入れてます(笑)」(長野/34歳)

送迎拒否と同じく、友だちの視線を妙に気にしてしまい、母親に冷たく当たってしまった例。家と外で、全然違うキャラクターだったという人もいるかもしれませんね。

何を聞かれても「別に……」

「家に帰ると必ず『今日学校どうだった?』と聞いてくる母親でした。いつも『別に』とか『普通』とか、そっけなく返していました。」(京都/22歳)

「別に」や「普通」、「微妙」など、コミュニケーションを放棄する言葉が口癖だったという人も。本当はたくさん話したいことがあるけれど、心を開いたら負けた気がしてしまうんですよね……。

息子に呆れながらも、相変わらず料理を作ったり送迎の連絡を入れたり、どっこい折れない母親もいたようですね。思春期男子と母の攻防戦、あなたには思い当たるものがありましたか?

(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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