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2017.06.14
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2017.06.14
最近なんだか怪しい…。彼氏の浮気を疑うと、つい見たくなってしまう携帯電話。でも、確実な証拠をつかめる反面、“ロックをかけられたらおしまい”でもあるんですよね。
となれば逆に、携帯が普及する以前のアナログな方法で浮気に迫るべし! そこで今回は、探偵さんに本職のテクニックを教えてもらうことに。探偵というお仕事柄本名は伏せてのご登場ですが、いちご探偵事務所のIさんよろしくお願いします!
「携帯電話の普及以降、浮気がバレるきっかけのほとんどがメールや着信、SNSなど携帯絡みになりました。とはいえ、多くの人は『浮気してるかも?』と感じる兆候があるからこそ、携帯を盗み見るという行為に走るもの。浮気を疑うそもそものはじまりは、今も昔も“女の勘”なんです」
と、Iさん。なるほど、彼氏(夫)の携帯を見るというのは、疑わしい行動と浮気を結びつけるためにする、あくまで“証拠集め”。“女の勘”を働かせれば、携帯なしでも十分に“浮気の疑いが濃厚”というラインまでは突き止めることができそう。ちなみに、浮気の兆候として多いのは、以下の5つだそうです。
1.帰宅時間が不自然に遅くなる
2.急に音楽や服装の趣味が変わる
3.彼女や妻に知らせずに、休暇の取得や早退をしている
4.服に女性の香水の匂いや化粧がついている
5.「コンビニに行く」と言ってなかなか戻ってこないことがある(そのときに電話をしたりする)
「当たり前のことですが、浮気相手との時間を捻出しなくて浮気はできません。そのため、連絡が取れない時間が生じたり、不自然な残業の言い訳をしたりすることになります。まずは、日ごろからよく話をし、相手を観察して、行動パターンや趣味・趣向を把握しておくこと。恋人関係では、一緒に生活していないぶん夫婦・同棲関係よりもスキが生じやすいのですが、行動パターンのベースがあれば些細な言動の変化にも気づけるでしょう。
そして、変化を感じたら、彼氏(夫)の会社の前で待ち合わせすることを提案してみてください。浮気相手は同じ会社にいることが多いため、浮気相手に“彼女と一緒にいる自分”を見られたくない彼氏は、必ずその提案を避けようとします」(Iさん)
なんと! 日常的に行っている“待ち合わせ”を、浮気のリトマス試験紙的に使うことができるとは…。少しでも嫌がる気配を見せたら、浮気の疑いがさらに濃くなったと考えてもよさそうです。でも、これでは浮気の決定的な証拠にはなりませんよね?
「アナログ時代は彼氏や夫を尾行して浮気現場を押さえる…というのが最終的な“浮気の証拠”になっていましたが、さすがにそれをやるのはハイリスク。となると、今の時代の“浮気の証拠”はどうしても携帯に頼らざるを得ません。実は、本体にロックがかかっていても、マイクロSDカードを抜いてチェックすることができるので、そこに残された画像やアドレス帳、メールの文面を見れば、ある程度の証拠は得られます」(同)
SDカードをチェックするとは、目からウロコ! そんな手があったのね…と思いきや、そもそも携帯電話のチェックは「通常のカップルにおいては禁じ手」とIさん。だ、ダメなんですか!?
「結婚していない場合は、両家の了承を得た“正式な婚約”をしていない限り、浮気も自由恋愛のうち。“法的な浮気”というものを問うことができず、携帯を見ることはプライバシーの侵害となります。さらに、勝手に彼氏のメールやSNSのアカウントにログインすれば、不正アクセス禁止法により刑事事件になってしまう場合もあるので、度が過ぎる浮気チェックはしないよう、くれぐれも気を付けてください」(同)
法律的にNG!? そこまでのリスクを冒しながら、浮気の証拠が得られず、女友達との親しげなメールのやり取りをみてムカムカしたり、携帯を盗み見た自分に嫌悪感を覚えたりするだけの結果に終わることも…。そんな事態を考えると、浮気はやはり“女の勘”を働かせた、アナログな方法で迫るまでが賢明かもしれませんね。
(小倉杏)
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