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2016.07.29
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2016.07.29
「本棚」を見ればその人の性格や趣味が分かるとはいいますが、どんなジャンルの本が多く並び、どんな収納の仕方をしているかを細かく探ることで、恋愛傾向まで分かってしまうのだとか! 心理コーディネーターの織田隼人さんに分析していただきました。
「フィクションやファンタジーの世界に入り込める人は、想像力が豊かで脳内で物語をつくるのが上手な人。ロマンチストで、男女ともに恋愛体質な人が多いです。小説やマンガ好き同士は相性がよく、このタイプ同士がカップルになると二人の世界がより濃くなって、情熱的で燃え上がるような恋ができるでしょう」(織田さん・以下同)
「事実やその事実に関してどう思ったか、というのを深掘りするジャンル。このジャンルを読む人は、人間や人の感情に興味を持っている人が多いです。このタイプの異性と恋が始まると心の奥底まで見ようとしてくれるので、深いつながりに発展することが多いと言えるでしょう」(同)
「作者からアドバイスを受け、本の中で対話しながら読み進めていくのがハウツー本の特徴。人の意見を聞き入れ前向きに努力できる性格の一方で、恩師や憧れの人の考えならば何でも真に受けやすい一面もあります。自己啓発系が好きな人は問題解決を好むので、恋愛においても、『相手がこうしてくれればいいのに』ではなく、『どうしたらよくなるだろう』と繰り返し考えるタイプ。そのため、どちらかというと肉食で積極的に行動する人が多いです」(同)
「写真集は、視覚を刺激するもの。理屈よりも感性を重視し、アーティスティックな人が多いです。また、観察力に長けている一面も。さらに、どんな種類の写真集を持っているかでタイプは二分化します。
(1)動物や人物写真
生きものに対する興味は、付き合う人に対する興味ともリンクします。相手が困っていることにもよく気づき、『ひょっとして、今こんなこと考えているんじゃないかな』と常に相手のことを気にしながら過ごすことが多いですね。恋愛中はカラオケに行ってもラブソングばかりを唄うなど、夢中になったら恋にどっぷり浸かるタイプでもあります。
(2)風景・道具など
人に対する興味が薄く、自分の世界に入り込むことが多いです。そのため、恋愛とは縁遠くなりがちな人も。しかし、いざ恋人ができたら浮気の可能性はきわめて低いです。このタイプは恋愛以外に夢中になれるものがあるので、わざわざ浮気にエネルギーを費やすことがないのです」(同)
「ほかのジャンルの本も置いてあれば大丈夫ですが、特定の専門書ばかりだと、その世界が一番楽しくて人間関係が後回しになっていることも。『忙しいのが好き』というのも特徴で、たとえ恋人と会える時間がなくても本人には何の不満もありません。こういうタイプの人を好きになってしまったら、なかなか遊んでもらえないことを頭に入れておかないとヤキモキするかもしれませんね。とはいえ、浮気願望は低いというメリットもあります」(同)
「幅広い知識をいろいろなところから手に入れようとしています。器用だけれども、専門にはこだわっていない、というタイプの人が多いです。『テストで1教科100点を目指すよりも、60点の教科をそれぞれ80点にした方が合計得点も上がるし効率良いよね』と考える人ですね。要領がいいので、このタイプの人は恋人として付き合いやすいです。いろいろな会話に興味を持ってくれるので話も弾みますし、デートでのエスコートなどもそつなくこなしてくれます」(同)
「タイトル順や作者別にきっちり分類している人は、几帳面で真面目な性格の持ち主。ただし、恋愛においてもルールを重んじる傾向があり、ときには相手を窮屈に感じさせてしまうことも。『毎日寝る前には必ず連絡すること』など、何らかの決まりごとを強要されるかもしれません」(同)
「ひとつのインテリアのように本を並べている人は、感性豊かで芸術志向な人。本に対し、知識を得ること以上に価値を感じています。写真集を好む人同様、周囲の人の様子にもよく気づく、気配り上手な一面もあるでしょう」(同)
「細かいことを考えず気ままに収納していく人は、よく言えば寛容で、悪く言えばズボラな性格です。恋愛面では、束縛などはあまりせずお互いの自由を尊重するタイプ。毎日会いたがるような恋愛体質の相手とは、あまり相性がよくないかもしれません」(同)
いかがでしたか? 織田さんいわく「相手の本棚と自分の本棚を比較してみると、相性の善し悪しがわかる」とのこと。その人の内面を映し出す手がかりとして、ぜひ注目してみてくださいね!
(池田香織/verb)
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