「いちおう、サラダは頼もう？」　彼女からクレームがきた食事のオーダー

　デートの食事で重要になるのが、オーダーの場面。食の好みが合うかは、けっこう大事なポイントなので、自由に食べたいものを選んだら、相手に「え、それ食べるの？」なんて言われてしまうこともあるかもしれません。ヒトメボの男性読者に「彼女からクレームがきた食事のオーダー」を聞いてみました。　

「サラダは一応頼もうよ」

「焼肉を食べに行ったとき、とにかく肉ばかり注文したら、彼女が『サラダは一応頼もうよ、私女の子だよ』と言われた。『私女の子だよ』の意味がわからなかったが、少しはカロリーに気を使ってほしいということだったらしい」（愛知・32歳）

　すべての女性に当てはまるかはわかりませんが、オーダーでは「とりあえずサラダ」のスタイルが無難かもしれません。

「私も選びたいんだけど」

「会社の同僚（女）のために開いた合コン。オーダーのとき、ほかの女の子には飲み物を聞いたが、同僚の女の子は『いつも通りビールだよね？』と確認した。するとなぜかその子はイラっとしながら『私も選びたいんだけど』とクレーム。会社での飲み会とは違うキャラでいきたかったらしい」（山梨・30歳）

　合コンと会社の飲み会では「目的」が異なりますからね。普段のキャラ設定では接してほしくなかったのだと思います。

「私が食べたいの！」

「デートのあとで入ったカフェ。彼女は散々迷った挙句、デザートを頼んだ。僕はコーヒーだけ注文すると、彼女が『あんたもデザート頼んで！』と言ってくる。『俺デザートいらないもん』と返すと『私が食べたいの！』と怒った。2つのデザートを食べたくて、自分に注文させようとしたらしい」（長野・28歳）

　デザート好きからすれば、共感できる意見といえるでしょう。「どっちのデザートも食べたい」というとき、一緒に来ている人を頼りますもんね。

「この店でデザート食べるの？」

「居酒屋で彼女と飲んだ後、最後にデザートを頼もうとした。すると彼女が『この店でデザート食べるの？　一回出てからパンケーキのお店行こ』と言われた。従わざるを得なかった」（岐阜・28歳）

　流れで安易にデザートを頼むのが許せなかったのでしょう。スイーツ好きの人なら仕方ないですが、「わざわざ店を変えるのは面倒だな」と思う人も多そうです。

　　

「そんなに食べられるの？」

「彼女と外食したとき、追加オーダーをするたびに『そんなに食べられるの？』と聞かれた。自分がよく食べ物を残すクセがあり、日頃からイライラしていたらしい。それを後で聞かされ、頼みすぎに気をつけるようになった」（東京・30歳）

　確かに、頼みすぎて残してしまうことってありますよね。それが何度も続くのは良くないこと。このクレームには異論ありません。

「気を使わないで！」

「彼女がダイエットしているので、あえてカロリーを気にしてオーダーしていた。すると彼女が『気を使わないで！　食べたいもの食べるから！』とクレーム。『こういう外食の時は思い切り食べたい』とのことだった」（東京・29歳）

　ダイエットもメリハリが大事ですからね…。もちろん、彼氏の気づかいに悪意はないのでしょうが。

　自分の食べたいものを一方的にオーダーすると、相手に悪い気がするものの、気を使いすぎるとかえって逆効果。思ってもいない視点でのクレームを言われる可能性もあります。オーダーで大切なのは、絶妙なバランスということでしょうか。難しそうですが。

(有井太郎＋プレスラボ)