胸が騒ぐ、腰を抜かす…　なぜか男子がセクシーなことを連想する慣用句

　ふだん、日常会話でなんとなく使っている慣用句。本来は意味とは違うと分かっていながらも、なぜかその響きだけでちょっとだけセクシーなことを連想してしまうことってありませんか……？　今回はそんな「いやらしい意味じゃないのにセクシーなことを連想してしまう慣用句」について、ヒトメボの男性読者に聞いてみました。

穴があったら入りたい

「ありがちだけど『穴があったら入りたい』はそういう想像をしてしまいますよね……。男子中学生並みの発想で、本当に穴があったら入りたい思いです」（東京・28歳）

　本当にしょうもない発想ですが、それこそ中学生くらいのころ、言ったあと勝手にちょっとだけ恥ずかしい思いをした人もいるのかもしれません……。

開いた口がふさがらない

「“開いた口がふさがらない”は、言わずもがな……って感じですね」（愛知・27歳）

　いったい何を想像しているのでしょうか。これを聞いた人のほうが、文字通り「開いた口がふさがらない」ですよね。

腰を抜かす

「腰を抜かす……『驚きや恐れのために立ち上がれなくなる』という意味ですね。何も変な意味なんてありません」（千葉・30歳）

　その通りです。この言葉に1ミリも変な意味なんてありません。わかっているなら良いんです。

伸るか反るか

「伸るか反るかの『のる』は『伸る』だってわかっているんですけど……どうしても違う漢字で脳内変換されてしまう」（山形・32歳）

　言っておきますが、例え「乗る」だったとしても、だから何だっていうんですか。「乗る」も「反る」もいやらしい意味はありませんからね！

人目を忍ぶ

「人目を忍ぶって秘密の関係って感じがしてセクシー」（神奈川・29歳）

　そのような意味で使われることが多い言葉ですが……、秘密の関係にも色々ありますからね。

胸が騒ぐ

「胸が騒ぐ。もう、なんかすごいです。妄想が広がりすぎます」（東京・31歳）

　どんな妄想をしているんでしょうか。走っている巨乳の女の子とかでしょうか……？　なんだか胸が騒いできました。

胸がつぶれる

「胸がつぶれる。ギューッて感じがしますよね？　大きいおっぱいがつぶれてるイメージ」（長野・33歳）

　大きいとは一言も言っていません。どうやら「胸」という言葉に反応している人が多い様子……。単純すぎます。

尻を叩く

「『尻を叩く』はちょっと激しいプレイを想像できるので良い」（千葉・26歳）

　なにが「良い」なのかよくわかりませんが、きっとそういう趣味の方なのでしょう……。そっとしておくことにします。

尻に敷く

「尻に敷く！　顔の前に大きいお尻……敷かれたいです！」（福岡・29歳）

　またよからぬ妄想が膨らんでいる様子。こんな不届き者は尻に敷いて教育し直しましょう！

　みなさん、いまだに男子中学生の心を忘れていないのですね……。小中学生の頃にこっそり「セクシーな言葉」を辞書で引いていた、あの気持ちを思い出しました。どうかあたたかい目で見逃してあげてください。

(魚青子/Concent)