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2016.04.05
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2016.04.05
別れ話といえば、二人きりの静かな空間で、ときに涙を流しながらするイメージ。しとしと雨に打たれながら、誰もいない公園で……なんていうのもしっくり来るかも。しかし、現実はそんなドラマみたいなシチュエーションばかりではないようです。「なぜココで!?」と思わず突っ込みたくなった別れ話の場所について、ヒトメボの女性読者に聞いてみました。
「お腹の調子が悪く、トイレにこもっていたら、彼からのLINE。なんとそこには別れ話。一言返信したら、そこからスピード感のある短文のやりとりがはじまってしまいました。体はトイレに集中したいのに、頭はLINEに集中してしまって、便器の上で小一時間。トイレに携帯を持ち込むものじゃないですね」(埼玉・27歳)
LINEで会話が続いてしまうと、キリの良いところまで携帯電話を手放しにくくなることも。しかも別れ話なんて……。メッセージを開くタイミング、重要です。
「ホテルで彼とのコトを終えて、まったり、全裸で彼の腕枕でウトウト……。と思ったら、『俺たち、そろそろ別れたほうがいいと思うんだ』と彼。急に別れ話を切り出してきて、あぜん! 『なぜココで!? そして今!?』と、状況を理解するのにしばらく時間がかかりました」(東京・26歳)
身勝手すぎます。数分前までのできごとはなんだったんだ!? 目まぐるしい状況の変化に、現実味を失いそうです。
「彼の誕生日が近かったので、サプライズのプレゼントとして、オーダーメイドの小物入れを注文しに革小物屋さんで相談していたところ、彼からのメールを受信。開いてみると、別れたいという主旨の内容が。まさかの出来事に泣き出しそうでしたが、職人さんが『彼氏のお気に入りを作りますね!』と張り切ってくれていたので、そのままオーダー。結局誕生日前に別れてしまい、完成品は渡すことはなく、タンスにしまってあります(涙)」(東京・32歳)
なんとまあ、悲しい! 彼女がこんなサプライズを用意中とはつゆ知らず、彼は送信ボタンを押したのですね。
「ようやくとれたコンサートチケット。初めての東京ドームでウキウキの私。遠距離恋愛してた彼とも久々に遊べるなーと思って連絡したら、開演前にちょっとだけ会えるとのこと。うれしいなーと思ってたら、会って早々、彼が混雑するグッズ売り場の前で別れ話を始めてマジで!?って感じだった」(福岡・19歳)
そのあとのコンサートが、いい憂さ晴らしになっているといいのですが……。
「彼氏の家でお笑い番組を見ていて、ツボに入ってゲラゲラ笑っていたところに、彼から『ねえ、話したいことがあるんだけど』と別れ話。私は頭が完全にお笑いモードだったのですぐに切り替えられず、話をしながら目線はちょくちょくテレビへと。そしてニヤニヤ。そんな態度に彼はイライラしていましたが、私は逆にお笑い番組の最中にそんな話をしてきた彼にイライラ。お互いに、『合わないな』と実感した瞬間でした」(東京・28歳)
彼はソワソワしながら、大事な話をするタイミングを探していたのでしょうね。しかし、別れ話の最中にニヤニヤとは、ある意味図太い!
「婚約者として、二泊三日で彼の実家に挨拶に行ったときのこと。彼の実家は雪国の山奥。1日目の夜、寝室でささいなことからけんかがはじまり、別れ話に発展。ご両親に聞こえないよう声を殺して言い合うものの、私は号泣。朝方まで話し合い、結局別れない方向でまとまりました。あの場で別れていたとしたら私は一体どうしていたのだろうか」(東京・31歳)
山奥からひとりで帰宅するわけにもいかず。本当に別れることにならず、良かったです。
少々おマヌケな場所でも、別れ話はシリアスです。なんとなく重い話になりそうだな、と予測がついていれば場所の設定もできるものの、突然ではそれも難しいですよね……。みなさんが「こんな場所で別れ話は嫌だ!」と思うのは、どんなところですか?
(桜まゆみ+プレスラボ)
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