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2016.02.16
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2016.02.16
平々凡々な学校生活。大きな不幸もないけれど、大きな幸せも訪れない。毎日同じことの繰り返し……。そんなふつうの学生生活に残された超ビッグイベント。そう、それは「転校生」の出現! 輝く青春へと繋がる期待と、最後の望み。ヒトメボ読者に「転校生に抱きがちな多大な期待」を聞いてみました。
「やっぱり転校生は美少女であることが大前提です! 食パンをくわえて登校してほしいとまでは言いませんが、マンガみたいにかわいい子が転校して来てくれればって本気で思いますよね(笑)女の子との接点がなかった僕の、最後の希望でした、転校生。まぁ、万が一そんな子が転校して来ても相手にされるわけはないんだろうけど……」(東京・23歳男性)
千年に一度の美少女が転校して来て、しかも冴えない自分に恋してくれて、学校中から羨まれる! さらに幼なじみか美人教師と三角関係になったり……、しませんかね……。
「私、一人っ子なんでとにかく兄弟が羨ましくて。だから転校生って聞くと『私の生き別れた双子の兄弟だったりしないかなぁ』って思っていました(笑)現実的にあり得ないんですけど、かっこいいお兄ちゃんか弟だったらいいなぁって」(神奈川・24歳女性)
まず生き別れた兄弟が存在する確率と、その兄弟が転校して来る確率と……なかなかハードルが高い転校生への期待ですね。
「転校生はスパイだったらいいな。国家の重要な秘密をスパイするためにうちの学校に潜り込んだんだけど、その任務と私への恋心での狭間で葛藤して欲しい! でもまぁ、うちの学校にはスパイされるような重要な秘密とか絶対ないんだろうけど(笑)」(高知・22歳女性)
ベタですが、やっぱり禁断の恋にも憧れますよね。イケメンスパイの転校生、実においしい。ご飯がはかどります。
「小学生の頃に好きだった幼なじみが転校して来てくれないかなって何度思ったことか。その幼なじみも僕のことがまだ好きで、僕がこの高校にいることは知らないで、本当にたまたま運命的に転校して来てくれたらいいのにって考えてました。まあまず、そんな幼なじみすらいないんですけどね」(山形・25歳男性)
「幼なじみ」と「転校生」この2つの高級食材が一度に調理されるなんて……! なんという贅沢でしょうか。
「どっかの国の王族。金髪碧眼。第三王子くらいの人。お忍びで来日して街を歩いてたときに横を通りすぎた私に一目惚れして、私を探して転入してきた、みたいな。今は正体を隠すために髪は染めて顔はカラコンとメガネと前髪でごまかしてる。で、転入生の紹介のときに私と目が合って、『きみに会うためにここに来たんだ』とか言って私の手を(後略)」(埼玉・19歳女性)
すみません、すばらしい大作だったのですが省略させていただきました。ここから身分差に葛藤して、国か愛かの切ない選択をして……、という展開が続きます。
「現役のアイドルが転校して来ることを激しく希望します。前の学校でアイドルだってことがバレて転校して来たら、なお良しですよね。そんな彼女を僕が支えたいです」(埼玉・22歳男性)
普段は大人しいメガネっ娘、彼女がアイドルだなんて誰も思っていない。でもステージに立つ彼女はそれはもう輝かしくて、華やかで……。なんて転校生、どこかに落ちてないですかね。
転校生自身も、新しい学校での生活に期待を抱いているはずですが、まさかこんなにいろいろ勝手に想像されているなんて思ってもいないことでしょう。しかもどの「転校生」も美男美女であることは共通しているようですね。この贅沢者めが!
(鴨志田あかり/Concent)
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