ヒゲの奥に見つけるとたまらない!?　「ホクロ」フェチの細かすぎるこだわり

　世の中にはいろいろなフェチがあります。女性のうなじや鎖骨、男性の喉仏や二の腕の血管はもちろんのこと、泣きボクロや口元のホクロなどの「ホクロ」もわりと市民権を得ているほうではないでしょうか。とはいえ、フェチも極まるとかなりディープなものになっていくようです。今回はそんな「ホクロ」フェチの細かすぎるこだわりの一端を覗いてみましょう。

ペアになっているホクロ

「2つのホクロが1センチ間隔くらいでペアになってならんでいるやつ。あれは顔、体のどこにあってもかわいい。なんで好きなんだろう。『その人だ！』という特別感が強調されるからでしょうか」（東京・24歳男性）

　単体ではダメなのですね。たしかに、星座っぽっくてかわいいかもしれません。

キスの的になりそうなホクロ

「顔のどこかにあるホクロなら、どんなでも大好き。それとこれはあまり共感されないけど、特にほっぺにあるホクロとか。付き合ったら確実にそこにキスするんだろうなあという感じがする」（東京・23歳女性）

　ホクロひとつでここまで妄想を繰り広げられるとは。彼女を落としたい男性はほっぺにつけボクロか黒ゴマの食べカスか何かをつけておくといいでしょう。

ヒゲの奥にあるホクロ

「ヒゲを生やしてる男性の、ヒゲの奥にホクロがあるのをたまたま発見すると、その人の秘密を私だけ知ってしまったような気分になって、グッとくることに気づいた。だからヒゲメンと話すときは、まず隠れボクロを探している」（神奈川・30歳女性）

　隠れたホクロを積極的に探す人はかなり珍しいのではないでしょうか。彼女を落としたい男性は黒ゴマおはぎをヒゲ奥になすりつけるようにして食べるといいでしょう。

運命を感じるホクロ

「腕とか、どこでもいいんだけど顔以外のあまり目立たない部分で、自分と同じ位置にホクロを持っている人が好き。プチ運命を感じるからだと思う」（東京・31歳男性）

　私の個人的な調べによると、親子で同じ位置にホクロがあるケースがたまにあります。ホクロの位置が遺伝子で決定するなら、彼の直感も遺伝子のサインなのかも？

耳のホクロ

「耳にあるホクロ！　女性のあれは最強にセクシーな感じがする」（東京・22歳男性）

　男性にとって女性の耳はセクシーさを感じさせるパーツのひとつ。耳にホクロがあると、それはセクシーさのダメ押しとなります…らしいです。

1本毛が生えたホクロ

「ホクロから毛が1本ピョンと出ているのが好き。なんというか、とても無防備な気がして、守ってあげたくなる」（東京・26歳女性）

　わりと立派な1本が生えてしまうホクロ毛は、「放っておくと恥ずかしい」という人のほうが多そう。たしかに愛嬌があるとも言えますが、フェチはそれをむしろ愛するのですね。

初恋の人と同じホクロ

「よくよく見ると気づくレベルの小さいホクロが、顔にたくさんある人が大好き。色の白い人に多いからかも。初恋の人がそれだったんで、確実にそれの影響がある」（東京・34歳男性）

　年月が経っても、異性に初恋の人の面影を探していることってありますよね。彼がホクロフェチとなったのには、そんなきっかけがあったようです。

　ホクロの位置や並びなどにそれぞれのこだわりがあるようですが、それは総じて「ホクロ＝セクシー」なものだと感じているからではないでしょうか。あなたには好きなホクロはありますか？　それはどんなホクロですか？ 改めて自分を見つめ直してみたら、実はヘビーなホクロフェチだった……なんて判明するかも!?

(藤井弘美＋プレスラボ)