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2016.01.06
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2016.01.06
相手を褒めるという行為は素晴らしいものです。褒められたほうはとても良い気分になりますよね。でも、男性が良かれと思って女性に言った褒め言葉が、「それ褒めていないよね……?」と思われてしまうことも。そんな、「褒め言葉と思えない褒め言葉」をヒトメボの女性読者に聞いてみました。
「私のスッピンを知っている相手から『メイクうまいね!』と言われて嫌な気持ちになった。それって『うまく化けているよね』という意味でしょう。スッピンを褒められたのならともかく、化ける技術を褒められてもあまり嬉しくない」(兵庫・28歳女性)
メイクは上手になればなるほど、キレイな自分を演出できます。キレイになるために身につけた技術とはいえ、嫌味に聞こえてしまうことも。
「もう三十路だと話したら『見えない! 若く見えるね』と言われた。年齢より若く見えるということは、色気も何もないというのと同じことだと思う」(兵庫・30歳女性)
それなりの年齢に達すると、その年齢ならではの魅力を発揮していきたいもの。人によっては、「若く見える」が誉め言葉でないこともあるのでしょうね。
「私がサバサバしているせいか、男性から『男友達みたいで気軽に話しやすい人ですね』と言われた。なんだか女性として扱ってもらえていない気がするし、きっと恋愛対象外にされているんだろうなとがっかりした」(大阪・31歳女性)
話しやすいと思ってもらえるのは嬉しいものの、男友達と同じくらい話しやすいヤツと言われるのはちょっと悲しいですね。もし好きな相手だったらなおさらかも。
「太っていることを気にしていたのに『痩せたらかわいいと思うよ』と言われてショックだった。相手は褒めたつもりかもしれないが、『痩せたらかわいい』なので、今はかわいくないということなのかと悲しくなってしまう」(大阪・29歳女性)
「◯◯したらかわいい」という褒め言葉はよく聞きますが、その「◯◯」が無理、ということもあるんですよね。ありのままではダメなのでしょうか。
「ただ太っているだけなのに、『健康的だね』と言われる。『安産型』もそうですが、それらは太っている・お尻がでかいという意味にしかとれない。年配の方に『健康的』と言うなら褒め言葉かもしれないけれど……」(香川・28歳女性)
若い人に対して、あんまり「健康的」とは言わないかも。「太っているのをオブラートに包んで言ったのね?」と思ってしまいそうです。
「旅行先での写真を見せたとき、写真と私の顔を見比べながら『写真写りがいいね』と言った男性がいた。悪気はないかもしれないけれど、『それって実物より写真のほうがキレイってこと?』と思ってしまった」(東京・26歳女性)
キレイに撮れていると、つい「写真写りがいいね」と言ってしまいがちに。「写真写り“も”いいね」なら、誰も傷つかない?
「誰からも言われたことがないのに、『女優の◯◯に似ているね』と言われた。キレイと評判の女優さんだけれど、私はその女優さんが好きじゃないし、どうリアクションしていいのかもわからないから困る」(青森・27歳女性)
どれだけ良い評判の人でも、本人がその人を好ましく思っていないこともあります。何かに例えるのはあまりよくないかもしれませんね。
「金メダルをとったことのある女性アスリートに似ていると言われたけれど、失礼ながらその方は美人ではない。私が微妙な顔をしていると、『金メダル取ったすごい人なのに嫌なの?』と笑われたが、その人は顔で金メダルをとったわけではないし……」(東京・26歳女性)
顔が似ているからといって金メダルをとれるわけではない……と言ってやりたいですね。
せっかく褒めてもらえているのですから、素直に受け取りたいものの……なんだかモヤモヤしてしまい、褒め言葉として受け取れないときもありますよね。でも、相手に悪気はないのです。それだけはしっかりと理解していきたいですね。
(神之れい+プレスラボ)
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