コミュニケーションより睡眠が大事だから！ 私が「ひとりデスク飯」をする理由

　ストレス社会で働く人にとって、職場での楽しみといえば「お昼ごはん」ですよね。「同僚や先輩とランチをする時間があるから午後の仕事も頑張れる」という方も多いはず。一方で、「お昼くらいはひとりで自由に過ごしたい」という方もいます。そこで今回は「ランチは一人で食事をする」というヒトメボ読者に、その理由を聞いてみました。

同期と気が合わない

「同期と仲が悪く、顔を合わすのもストレス。入社当時はみんなで食事をしていましたが、いつの間にかデスクで食べるようになりました。一人なら誰にも気を遣わなくていいですし、好きなことをして息抜きができるので仕事の効率も上がったような気がします」（東京・24歳女性）

　無理して周りに合わせて疲れてしまっては、午後の仕事に響いてしまいます。せっかくのお昼休みくらいは気を遣わず自由に過ごしたいですよね。

秘密にしている社内恋愛がバレそう

「周りには内緒で社内恋愛中。半同棲中なので、自分と彼のお弁当の中身が同じになってしまいます。周りの目に入ると勘付かれてしまいそうなので、お互いに「ひとりデスク飯」をしています」（埼玉・27歳女性）

　秘密にしている社内恋愛は、そんなドキドキも醍醐味だったりしますよね。一人で食べる＝寂しいといったイメージがありますが、こんな愛に溢れたひとりデスク飯もあるんですね。

デスクを離れる時間がない

「入社当時はみんなで食べる時間があったのですが、年々仕事が忙しくなり今では休憩の時間も減りました。とにかく仕事を早く終わらせなければならないので、デスクで簡単に済ますように……。思い返せばランチに行っていたのは新入社員だけで先輩たちは仕事をしていました」（東京・29歳男性）

　悲しいことに、仕事が忙しくてごはんの時間が確保できないのはどうしようもないですよね。年々増える仕事の量に比例して休憩時間も長くなってほしいものです……。

健康の心配をされるのが面倒臭い

「一人暮らしで経済的に余裕がないので、お昼はほぼ毎日カップ麺。ランチルームで食べていると女性社員たちに『毎日カップ麺だと不健康だよ』『野菜をちゃんと食べたほうがいいよ』と声をかけられます。心配は有り難いのですが、だんだんと面倒くさくなってしまい最近はもっぱらひとりデスク飯。もちろんカップ麺です」（神奈川・22歳男性）

　安く手軽にお腹いっぱいになりたい人の味方といえばカップ麺ですね。確かに、毎日カップ麺だと不健康な気もしますが、毎回注意されると食事が楽しめなくなってしまいますよね。

コミュニケーションより睡眠が大事

「食後に眠くなってしまう体質なので、お昼休憩の後は仮眠をとりたいのですが、みんなでランチにいくと自由に休むことができません。『ひとりデスク飯』なら心置きなく寝ることができるので、スッキリとした気持ちで午後の仕事にむかえます」（東京・29歳男性）

　午後の仕事を頑張るためにみんなでランチをするという人もいれば、仮眠をとることで気持ちを切り替える人もいるようです。その切り替えは大事かもしれませんね。

先輩からのお裾分けが苦痛

「ランチルームに手作りお菓子を持ってきて、いつもみんなにお裾分けしてくれる先輩がいるのですが、私は手作りのものが苦手なので毎回『美味しいです』とムリして言うしかなく……。それが苦痛でだんだんと一人で食事をするようになりました。デスクでご飯を食べるようになってからは誰にも気を遣わなくてすむので楽になりました」（神奈川・24歳女性）

　「手作り」のものに抵抗がある方は意外と数多いですよね。そういったお裾分けは時々なら嬉しくても頻繁となると、しかも先輩相手だと断りづらいので少しツラいかもしれません。

　職場といえど、お昼休みの過ごし方くらい好きにさせてほしいですよね。仲間と楽しく食べるのも、ひとりで息抜きをするのも自由です。過度に無理をせず自分にあった過ごし方をすることで、仕事の能率アップにも繋がるのではないでしょうか。

(おかき/Concent)