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2015.12.22
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2015.12.22
美容室に行ったとき。美容師さんとの話に花が咲きすぎたり、黙々と雑誌を読んだりしている間に終了。鏡を見たら「あれ? 思っていたのと何か違う……」、そんな経験はありませんか? そこで今回は、ヒトメボの女性読者に「美容室で理想の髪型になるためにしていること」を聞いてみました。
「美容師さんって大体『仕事は何してるんですか?』みたいな質問をしてくるから、その質問を逆手にとって『こういう仕事なので長さはこれくらい、カラーはこれ以上明るくされると困る』など、事細かに指定して失敗できない空気を作る」(東京・27歳)
「前髪は2cm、サイドは4cm、後ろは5cm……と過剰なまでに細かく指定する。ちょっとうるさいなと思われるけど、失敗されるよりはいい」(愛知・30歳)
細かすぎると思われても細かく指定する! とにかく「この人は失敗したらダメな人だ」とプレッシャーを与えるわけですね。押してダメなら押してみろ戦法のようです。
「初めて行く美容室などでは切っているときに『そこはそれ以上切らないで!』などと言えるように、絶対に目を離さない。出された雑誌にも触らない」(埼玉・28歳)
「美容師さんと雑談しながらも、目線は鏡で固定。ずっと見られていると、美容師さんも無言の圧力を感じるのか、ちゃんと思った通りの髪型にしてくれる」(福岡・34歳)
カット中に鏡ごしで無言の圧力をかけるタイプ。特に言葉に出さなくても、大体の美容師さんは察してくれるようです。
「髪型や髪色のイメージはもちろんだけど、全体の雰囲気を理解してもらうために、髪型に関係のないイメージカット的な画像もたくさん用意して行く。『ゆるふわ』とか『外国の子どもっぽい感じ』とか言葉で説明しても、美容師さんの感覚とこちらの感覚が必ずしも一致するわけじゃないので」(東京・26歳)
筆者も一度、透明感のあるふわふわの髪に憧れて、美容師さんに「外国の子どもみたいな雰囲気で~」と伝えたら、グリグリのパーマをあてられたことがありました。
「いつもと違う美容室に行ったときは、店内をぐるっと見渡して好みの髪型をした美容師さんをその場で指名する。『お姉さんと同じ髪型にしてください!』と言えば失敗もないし、感性が近いことも多いので話も盛り上がる」(千葉・24歳)
理想に近い髪型をした美容師さんがいるかどうかは、かなり運任せでもありますが……。お店の外から観察して、理想的な美容師さんがいたら入店するというのも面白いかもしれません。
「ヘアカタログやネットで画像を検索しても理想の髪型に出会えないときは、自分のイメージをイラストに起こして、めちゃめちゃ細かい注釈付きで美容師さんに渡す。微妙な反応をする美容師さんもいるけど、そんなの気にしない!」(神奈川・23歳)
イラストというオリジナル・ヘアカタログなら、完璧に自分の理想を具現化できますからね。ただし、絵心に自信のない人はリスクが高すぎるのでやめておきましょう。
「画像を何枚見せても、イメージを口で伝えても、根っから感性の違う美容師さんには伝わりにくいときもあるので、そんなときは我慢せずに帰る」(大阪・32歳)
「カット中に『ちょっと違う……?』と思ったら、何とか理由をつけて取り返しのつかないことになる前に帰る。若干気まずい空気になるけど、どうせもう二度と来ない美容室だから気にしない」(東京・30歳)
本当に惨劇が起きてしまいそうなときの最終手段ですね……。そうなる前に、どうにかして以心伝心したいものですが。
美容師さんだって、せっかくなら新しい髪型に満足してもらいたいはず。「このままだとイメージしていたものとは違う髪型に……!」と思ったときには、思い切って伝えてみたほうがいいのかもしれませんね。もしかしたら、理想以上に素敵な髪型にしてもらえるかもしれませんよ。
(魚青子/Concent)
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