「連れてきてくれてありがとう」　女子がおごってもらいたいときに使うひとこと

　デートのとき、いつも「おごってもらうのが当然！」という態度では感じが悪いもの。でも、「私も払う」「いいよ」といった押し問答は結構もどかしいですし、「たまにはごちそうしてもらいたい！」と思ったりすることもあるのでは？　そこで、「今日はおごってもらいたい！」というときのひとことを女子に聞いてみました。

「はじめて」

「『こんなに美味しい○○食べたの、はじめて！』と大げさに感激すると、『そんな喜んでもらえてうれしい』と彼の財布のヒモもゆるむみたい」（東京・28歳女性）

　「自分がはじめて」だと言われると、男性は自尊心がくすぐられるのでしょうか？　はじめての体験に関わりたいと思うのか、じゃあ…とごちそうしたくなるのかも!?

「すごいセレブなんだね！」

「少しお高めのお店の場合は、『こんなお店に連れてきてくれるなんて、セレブ〜』とちょっと冗談めかして言うと、見栄もあるからかおごってもらえる確率が高い（笑）」（東京・32歳女性）

　セレブ＝稼いでいそう＝仕事できそう、と言われて悪い気をする男性はいないですよね。そう見られていると思うと、男性もなかなか割り勘にしようとは言い出しにくいかも…。

「素敵なお店だね！」

「『料理も美味しいし、雰囲気も素敵〜』などと、彼が予約してくれたお店をほめると、彼は自分のセンスがほめられたと得意顔に。『何でも詳しいんだね！』とついでに彼のことも上げちゃいます！　そうするとわざとらしくないし、彼も喜んでくれます」（埼玉・35歳女性）

　お店をほめるついでに彼をほめると、自然に聞こえますよね。男性はやっぱりほめるのがいちばん！　いい気持ちにさせてくれる女性なら、自然とごちそうしたくなる!?

「幸せ〜」

「『幸せ～』と美味しいということを大げさなくらいアピールします（笑）。やっぱり女性が喜んでくれるから男性もごちそうしたくなるのだと思います」（東京・27歳女性）

　一緒に食事しているほうもうれしくなる言葉です。食いしん坊キャラをかわいく演じるのも手かもしれません。

「連れてきてくれて、ありがとう」

「『ありがとう』『ごちそうさま』はきちんと言うようにしています。特に『連れてきてくれてありがとう』はしつこいくらいに言うかも（笑）。何も言わないのは、おごってもらえることが当然だと思っていると取られるので絶対にNGです！」（千葉・28歳女性）

　感謝は何度されてもうれしいものですよね！　出してもらって当たり前のような態度の女性だと、ごちそうしたい気持ちがあってもしぼんでしまうかも…。

「いくらだった？」

「お店の中で『いくら？』とか『私も払うよ』と言うのは、お店の人の手前、あまりスマートではありません。人によってはプライドが傷つく人もいるみたい。そこで、お店を出てから言うと、払う意志があることは伝えられるし、とはいえ、外に出てお財布も片づけている彼は『今日はいいよ』と言ってくれる可能性が高いんです」（東京・32歳女性）

　席を立った後やお店を出て歩き始めてからだと、わざわざ立ち止まってのお金のやりとりは面倒ですよね。とはいえ、ここまでくると相手にも意図が見えてしまうような!?

　男性がごちそうしたくなるのは、楽しい時間を過ごせたか、相手が喜んでくれたかがポイントなのかもしれません！　男性もごちそうすることにはシビア。いつでも何でも支払うというわけには当然いきません。ごちそうしてもらったときは、きちんと感謝を伝えてくださいね！

(山田ゆりこ/コンセプト21)