ヒトメボ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約4分

 早く帰りたいのに帰れない! 小学生の一日の中で、もっとももどかしい時間と言っても過言ではないホームルーム。「帰りの会」や「~タイム」など、学校ごとにその呼び方は異なるようですが、していることはだいたい同じはず。そんな「ホームルームでありがちなこと」をヒトメボ読者に聞いてみました。

ぜったいに怒らないから、犯人は正直に手を挙げなさい!

「トラブルが起きると、ホームルームで必ず犯人探しがはじまりますよね。でも皆の前で『僕がやりました』なんて言えないから、犯人は当然知らん顔。そうなると、先生のセリフは決まって『絶対に怒らないから、犯人は正直に名乗り出なさい』『みんな目をつむっているから、やった子は手を挙げなさい』でした。そんなことを言われても、ぜったい挙手なんてできませんよね」(東京・24歳女性)

 こんなこと言われても、ぜったい怒る気満々じゃないですか、先生! と誰もが心の中で叫びましたよね。

先生のちょっとした言い間違いを嬉しそうに指摘する男子

「金曜のホームルーム中。先生が『じゃあ、また明日!』と言った瞬間『えぇ~! 明日も学校ですかー? 休みじゃないんですかー??』と得意になってすかさず言う男子。『はい、また来週!』と言い直す先生の面倒くさそうな顔を今でも覚えています」(福岡・26歳女性)

 先生の揚げ足を取るチャンスを伺っている男子、クラスに何人かいましたよね。こういったやり取りが楽しみでホームルームが待ち遠しかった人もいるのではないでしょうか。

一分間スピーチが一分じゃない

「今日の感想とか明日の抱負を語りましょう、みたいな1分間スピーチが苦手だった。何にもない日は1分も話すことないし、いろいろあった日は5分くらい話したいし…。自分が当たる日は何を話そうかなって朝からずっと考えてるんですけど、いざ本番になると真っ白になって失敗するんですよね」(広島・30歳男性)

 人前で発表、は大人になった今も苦手……という人も多そうなもの。スピーチの時間は秒針と緊張との戦いでしたよね。

まだ後ろのほうで給食を食べている生徒

「私が小学生の頃は、どんなに好き嫌いがあっても残すことは許されず、例外なく『食べられるまで帰ってはいけない』と言われていた。そのため、ホームルームが始まってもまだずっとピーマンと格闘している生徒がいたりした」(秋田・29歳男性)

 ホームルームは「○○するまで帰しません」と言われてしまった人が必死になる時間でもありましたね。恥をかかないために頑張った経験がある人も多いのではないでしょうか。

「~君が××していました」報告

「女子の『~君が○○ちゃんを泣かせていましたぁ』みたいな告げ口がすごく嫌いでした。言ってることは正しいかもしれないけど、わざわざホームルームでそんなことしなくてもいいじゃんって! 俺らはただただ早く帰りたいんだよ! って気持ちでいっぱいでした」(北海道・34歳男性)

 女子が先生を味方につけるあの能力はどこで養われるのでしょうか。小学生ですでに身につけてしまっている…恐ろしいものです。

早く帰りたいアピールをし出す男子

「ホームルームが終わるのなんて待っていられない! みたいな男子の必死の帰りたいアピールがおもしろかったです。貧乏揺すりをしはじめる子とか、鉛筆のおしりで机をコンコン鳴らす子とか。もうとにかくじっとしていられなくてイスから腰を浮かせる子とか。『先生、先生、まだ!? まだ!?』なんて急かす男子もいたなぁ。結果としてどれも先生に怒られちゃうから、余計にホームルームが長引いちゃうんですけどね(笑)」(秋田・29歳女性)

 早く帰りたくて仕方ない男子の必死のアピール、実に懐かしいですね。早く家に帰りたい、一刻も早く校庭で遊びたいという気持ちが先走っている男子、クラスに必ず2~3人はいましたよね。

 みなさんの学校のホームルームにも当てはまるものはありましたか? 当時はあんなに苦痛に感じていたホームルームも、今となってはいい思い出話になりますね。

(鴨志田あかり/Concent)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

鴨志田あかり

Concent

あわせて読みたい