0
0.0(0人が評価)
2015.11.25
0
0.0(0人が評価)
2015.11.25
気に入って、何気なく口ずさんでいたあの曲の歌詞が、ちゃんと調べてみると全然違っていた……という経験はないでしょうか? しかも、その間違いが結構恥ずかしいレベルのものだったりすることも……。そこで、ヒトメボ読者に「間違えて覚えていた歌詞」について聞いてみました。
「友人で、『LA・LA・LA LOVE SONG』(久保田利伸)の『もうけして止まらないように』を『動悸して止まらない夜』と歌っていた人がいます」(東京・34歳女性)
たしかに聞こえないこともなく、しかもなんとなく意味が通じてしまっているからタチが悪いですね。
「ミスチルの『innocent world』に出てくる『そして君は居ないよ』を、ずっと『その指摘は意外よ』だと思って過ごしていた」(神奈川・32歳男性)
しかし「意外よ」という言い方が急にオネエっぽいというか、戦国武将っぽいというか、ミスチルらしからぬ匂いを放っています。
「昔のドラゴンボールのオープニング『摩訶不思議アドベンチャー!』(高橋洋樹)に出てくる、『胸ワクワクの愛がGISSIRI』という一節。これを子供の頃『迷惑ワクの愛がギッシリ』で覚えていた。『“迷惑ワク”ってなんだろう?』と疑問を覚えつつ、とりあえずそのまま歌っていた」(東京・34歳男性)
「ワク」を2回繰り返しているので、ものすごく迷惑そうな印象を受けます。郵便受けに、意味不明な求愛の手紙がギッシリ詰まっている……みたいな感じでしょうか。
「『R.Y.U.S.E.I』(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)のサビ、『人生一度きり DREAM 掴みたいから今』というフレーズ。これを『人生一度きり ジーンズが見たいからな!』で覚えて口ずさんでいた。最初覚えるとき『なんでジーンズ?』と内心戸惑ったけど、『EXILEはみんなジーンズ似合いそうだしな』と考えて無理やり納得していた」(東京・26歳女性)
確認してみたところ、この部分は、『DREAM』と『今』がそれぞれ『ジー』と『ま!』と聞こえなくもありません。小さな疑問が生まれたとき、無理やりな理屈をつけてなかったことにする……たまにやってしまいますよね。
「『君がいるだけで』(米米CLUB)の2番のAメロ、『儚いものへの 憧れだけで/すぐ目の前にあることを 忘れてた』というところがある。この曲が流行ったのが私が小学生くらいで、当時『儚い』という言葉を知らず『(靴か何かを)履かない』だと思っていた」(東京・31歳女性)
ラブソングに突如登場する靴の話題。無理やりに解釈するなら「自分の持っていない靴たちに憧れがあったけど、下駄箱にも素敵な靴が仕舞ってあったのを忘れていた」という情景に。
「童謡『どんぐりころころ』に出てくる『どじょう』をずっと『おしょう』で覚えて大人になった。子育ての一環でいろいろな童謡の歌詞をさらっていて、ようやく間違いに気づいた」(東京・35歳男性)
どんぐりがコロコロ転がっていって、池に落ちてしまいさあ大変。池の中からずぶ濡れの和尚(おしょう)さんが出てきてこんにちはするという……なかなかトラウマ必至の絵づらです。
間違ったまま歌詞を覚えていること、実は結構あるのではないでしょうか。空耳的な面白さとも一味違う「歌詞間違い」。あなたの場合はどうですか?
(藤井弘美+プレスラボ)
0comments