「あの苦味がたまらない！」　大人になったなと実感した食べ物

　昔は全然おいしいと思わなかったのに、とある瞬間から「これ、こんなにおいしかったんだ！」と、魅力に気づいた食べ物はありませんか？　そのおいしさを実感できたとき、「私も大人になったんだな」としみじみ思った人もいるようです。そこで、おいしさがわかるようになり、「大人になったな」と感じた食べ物をヒトメボ読者に聞いてみました。

カキ

「見た目のグロさと食感が好きじゃなかったけど、大人になって食べてみたらおいしさに気づいた。今ではオイスターバーに通いつめるほどで、生ガキも焼きガキも、なんでもイケる！」（東京・26歳男性）

　独特のクリーミーさがクセになってしまうとやめられない！　これからの時期が旬となるので、カキ好きの人にはたまらないですね。

ウニ

「昔は食わず嫌いで、お寿司屋さんに行っても手をつけなかったけど、彼氏がおいしそうに食べているのを見て、一口もらったらハマってしまった。本当に最近食べられるようになったもの」（千葉・29歳女性）

　苦味と甘みがトロッと口の中に広がる瞬間は、幸せな気持ちに。お値段もなかなかするので、いつでもたくさん食べられるものじゃないところも、特別感を感じますよね。

エイヒレ

「酒のお供に最高なのがエイヒレ。飲み屋に行くと絶対に頼むおつまみで、マヨネーズと唐辛子をつけて食べるのがいい！　大人になったなと思うのと同時に、おっさん化したなとも思う」（神奈川・24歳女性）

　お酒を飲むようになってから、珍味類を好きになる人も多いですよね。エイヒレと日本酒でしっぽり晩酌……いいですよね！

ホルモン系

「いわゆるホルモン系の料理に抵抗があったけど、牛すじの煮込みを食べたら超おいしくて！　それから、ほかのホルモンにも手を出すようになった。子どものころじゃ、このおいしさには気づけないなーと思った」（栃木・30歳男性）

　プルプルした食感が苦手だという人も、牛すじはわりと食べやすいほうかもしれませんね。冬はもつ鍋なんかも良さそうです。

ゴーヤ

「たまにゴーヤが食べたくて仕方ない時があって、昔じゃ考えられないなって思う。ゴーヤチャンプルよりも、漬物みたいなおつまみ感覚で食べられるゴーヤにどハマり！　すし酢とめんつゆ、ニンニクなんかで味つけして、甘辛のタレで仕上げるのが絶品」（千葉・25歳女性）

　あの苦味はなかなか強烈ですよね。ゴーヤだとチャンプルの印象が強いですが、こんな簡単に食べられるものもあるとは！　お酒にも合いそうな一品です。試してみたいですね。

パクチー

「最近とくにハマっているのがベトナム料理。必ずついてくるパクチーは、なんかクセになって、いつもお店では多めにお願いしている。独特な匂いが苦手だったけど、何度か食べるうちに抵抗がなくなった。今では大好き！」（東京・31歳男性）

　年々人気が高まっている食材ですよね。べトナムフォーの上にのっていたり、パクチーばかりを使ったサラダもあって、実はメニューもかなり豊富。苦手意識がある人も一度トライしてみては？

ビール

「大学時代は、なんとなくみんなが飲んでいるからという雰囲気に流されてただけで味は全然おいしいとは思わなかった。最近ではビールの苦味がわかる年齢になったんだなと、しみじみ飲むことがある」（埼玉・28歳男性）

　若いころは、「かっこいいから」という理由で飲む人もいましたよね。大人になって社会に出るようになり、仕事終わりの1杯が格別に感じることも。

ブラックコーヒー

「最近、仕事の合間に飲むようになったのがブラックコーヒー。砂糖もミルクも入れないで飲めるようになったなんて、大きな変化かも。仕事してるなって気持ちになって、気合いを入れることができる飲み物」（東京・25歳女性）

　眠気覚ましともなるブラックコーヒーは、働く人には欠かせないイメージの飲み物ですよね。甘味より苦味をおいしいと感じるようになり、大人になったんだなと思った人もいるのではないでしょうか？

　食べ物から飲み物まで、あとになってやっとその魅力に気づいたものをご紹介しました。今は「苦手だな…」なんて思っているものでも、いつか大好物になる日がくるのかもしれませんね。

(chan-rie＋プレスラボ)