ヒトメボ

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 なかなか縁のない存在かと思いがちな、「お嬢様」や「お坊ちゃま」。しかし、本人が言わないだけで、「もしかして…?」と思う人も身近に居たりしますよね。ときには、何気ない発言や振る舞いに、その品の良さがにじみ出ていることも。そこで、「この人もしかしてお嬢様? お坊っちゃま?」と思った行動をヒトメボ読者に聞いてみました。

箸を使い分ける

「会社の飲み会で、気になっていた先輩と同じテーブルに。その先輩は、中央のサラダを取る時、必ず取り分け用の箸を使っていた。その箸がない時は店員さんに新しい箸を持ってきてもらうほどの徹底ぶり。マナーがしっかりしているといえばその通りだけど、何だか育ちの良さを感じた」(東京・25歳女性)

 飲み会では、「食べ物は、各自でよそえばいいよね?」となることも多いもの。その時の反応や箸の使い方は、お嬢様・お坊ちゃまの見極めポイントかも。

バッグを置く場所にこだわる

「初めてデートした女の子と居酒屋に行った時、彼女はバッグを置く場所にかなりこだわっていた。もちろん床に置くのはダメで、さらに荷物入れに入れる際も、その中にホコリがないかチェック。また、2件目のお店に行った際は、気に入った場所がないため、足の上に乗せていた。そこまでバッグの置く場所にこだわる感覚が自分にはないので、ルーツの違いを感じた」(岡山・32歳男性)

 単純に愛着あるバッグを汚したくないだけかもしれませんが…。いずれにせよ、ものを大切にしている姿には好印象を抱きます。

「お父さん」「お母さん」

「ヒゲを生やしていて、ワイルドな見た目の大学時代の友達。彼は家族の話をする時に『お父さん』『お母さん』と『お』をつける。見た目のイメージとギャップがあるので、それがすごく気になり、意外とお坊っちゃまかもしれないと思った」(静岡・32歳女性)

 

 メジャーな呼び方な気もしますが、親の呼び方には家庭環境が出やすいかもしれません。あえて家族の話を聞いてみて、呼び方チェックをするのもいいでしょう。

 

「リストランテ」

「ある女性とデートした時、普段どんなお店でご飯を食べるかという話になった。彼女は『私はビストロやバル、あとはリストランテに行くかな』と言っていた。リストランテという言葉を普通に使う時点でお嬢様な感じがしたし、とてもだけど自分が好きな大衆居酒屋には連れていけない気がした」(東京・29歳男性)

 

 イタリア語で「レストラン」、高級なお店を指すようですね。日常の会話でサラッと「リストランテ」なんて言われたら、「リ、リ、リ、リストランテ!?」と驚いてしまいそうです。

 

ゲーム機をたくさん持っている

「女子の中ではゲーム好きなほうなので、男性と昔のゲーム話でよく盛り上がる。私の世代は、だいたいスーパーファミコンからプレイステーションがメインなのだが、ある男性は、それ以外にPCエンジン・メガドライブ・セガサターンなどのゲーム機も持っていたらしい。その話を聞いて、確実にお坊っちゃまだと思った」(愛知・31歳女性)

 これはもう事実に基づいた「お坊っちゃま認定」ですね。これだけのゲーム機を揃えていたら、子どもの頃はさぞかし人気者だったでしょう。

外泊するときはママに電話する

「女の子と2人で飲んでいて、夜も遅く終電が近づいてきた。『このまま俺の家に行く?』と聞くと、向こうはまんざらでもない様子。ただ、その場面で『でもママに今日は帰らないことを言わないと…』と言いだした。そしてその後、母親に『友達の家に泊まる』と電話。メールではなくわざわざ電話するところを見て、家庭の風景を想像した」(東京・26歳男性)

 帰らないことを連絡するのは普通ですが、その方法が「電話」となると、非常にお嬢様な気がしてきます。つまり、家に帰らないのはそれほどの「大ごと」なのでしょう。

 「お嬢様」「お坊っちゃま」と聞くと、思わず身構えてしまいそうですが、本人たちは案外何も気にしていなかったりしそうなもの。もし好きになっても、過度に振る舞いを変えたり、かっこつける必要はないのかもしれませんね。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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