男だけじゃない？ 女性に聞く「やり逃げ」エピソード

　関係を持った後に連絡が取れなくなる、いわゆる「やり逃げ」。一般的に、男性に多いと思われがちですが、女性が一夜限りで姿を消してしまい音信不通になることもあるようです。実は「やり逃げ」したことがあるという女性たちに、そのエピソードと逃げた理由を聞きました。

好きだったけど冷めたから

「ずっと好きだった学生時代の先輩と、肉体関係なしの微妙な関係だったとき。車で来ていたのに飲んでしまい、とうとう2人でホテルに泊まることになり、そういう事態になってしまったけど、1回したらすっきりして好きだという気持ちもなくなりました。それ以来気まずくて連絡をとっていません」（神奈川・26歳女性）

　好きだと言ってきていた後輩が一度関係を持っただけで妙にあっさりしてしまうと、男としての自信を失ってしまいそうです。

タイプを変えてみたかったから

「今まで男らしい体育会系の男性とばかり付き合ってきたけど、飲み会で知り合った5つ下の男の子がかわいすぎて、ホテルに行ってしまったことがある。結果は……やっぱりいつもの男らしい体育会系の男性の方がよかった」（埼玉・30歳女性）

　やはり、一時の気の迷いで相手を選ばない方がいいということですね。

嫌なことがあってむしゃくしゃしたから

「仕事でもプライベートでも嫌なことがあってむしゃくしゃしていたとき、昔から言い寄ってきていたイケメンの男の子を呼び出して遊び、ホテルへ。気分が晴れるかと思ったけど、数日たって『なんであんなことしたんだろ』と自己嫌悪になり余計落ち込んだ」（大阪・28歳女性）

　付き合うつもりがないのに、自己都合で呼び出すとは……。自己嫌悪になったかもしれませんが、相手はもっと傷ついています！

いざそのときにカミングアウト

「会社にアルバイトで入ってきた大学生の男の子と付き合うことに。私の部屋に遊びに来て、いざそのときという段階になって『実は女性経験がない』とカミングアウトしてきた。こっちだって大して男性経験がないのにリードすることに……。その翌日、別れました」（岡山・26歳女性）

　できればもっと早くカミングアウトしてほしいところかも。もしくは、「それでも気にしない」と言える関係でありたいところですね。

面倒になったから

「終電を逃し、飲み会で知り合った男性の家に泊めてもらったことがある。夜、なんとなくそんな雰囲気になり、断るのも面倒だし泊めてもらったし……という理由で1回やってしまった。その後、『断りづらい環境で迫ってしまったのでは』と反省したらしく『ちゃんとデートしよう』とか『正式に付き合おう』と言ってきたけど、面倒くさくなってブッチしてしまった」（鹿児島・26歳女性）

　まさか相手もここまでドライに考えられていたとは思っていなかったでしょうね……。誠意ある相手には誠意でこたえたいものです。

　割り切れる相手ならいいですが、ほとんどの場合、された側が傷つくだけに「やり逃げ」はしないでおきたいですね。「やり逃げ」をしてしまった女性はもちろん、過去に覚えがある男性も、逆の立場なら傷つくということを覚えておいた方がいいかもしれません。

(山本莉会/プレスラボ)