ヒトメボ

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 ふだん、親に感謝の気持ちを伝えていますか? 小さいころは記念日ごとに「肩たたき券」をプレゼントしたりして、喜んでもらうこともあったのではないでしょうか。大人になってからも、別の形で親孝行をしている人は多いはず。親が元気なうちに、たくさん恩返ししたいですよね。そこで、ヒトメボ読者に「大人になってからした親孝行」について聞いてみました。

初任給でディナーに招待

「今までありがとう、の気持ちを込めて、初任給で両親をディナーに招待した。珍しく父が泣いたりして……その姿を見たら胸がいっぱいになってしまった。もっとがんばってたくさん親孝行しよう、と思った」(神奈川・24歳女性)

 初任給でプレゼントを贈るという人は多いよう。大人になった証にもなるのかもしれません。

年の数だけ花を送る

「母が還暦のときに、バラ60本で花束を作ってプレゼントした。実はこれは恋人からの提案で。女性はいくつになっても花束をもらうと嬉しいものだ、って一緒にいろいろ計画してくれたんです。母に僕と彼女からのプレゼントだって言ったら、さらに喜んでくれました。それまで、彼女ができたことがなかったので」(千葉・32歳男性)

 花束もさることながら、息子に恋人ができたのもお母さんにとってはきっと喜ばしいこと。ちょっぴり寂しさもあるかもしれませんが……。

元気でいる

「小さいころから本当に体が弱くて、20歳まで生きられないかも、と言われていた。確かに入院も多かったのだけど、人生が短いならその分好き勝手やってやる! と。無理してやんちゃをしたこともしばしば。それがなぜか25歳を過ぎたあたりがどんどん丈夫になって……。今は、親より長生きすることが親孝行かな、と思っています」(神奈川・37歳男性)

 昔、やんちゃしてしまった分も、ご両親と一緒に過ごす時間をたくさん作れるといいですね。元気な姿を見せられるよう、体にも気をつけたいものです。

飛行機で旅行

「62歳になるまで一度も飛行機に乗ったことがない母と九州旅行へ行ったこと。ずっと祖母に抑圧されていたせいで、遠出の旅行もできなかったんですよね。離陸のときに大はしゃぎしていて、恥ずかしかったけど、喜んでくれているのが分かってちょっと泣きそうになりました」(神奈川・28歳女性)

 親孝行をしたつもりが、自分のほうが幸せになれたのかもしれません。親子で喜びを分かち合えるのが何よりですよね。

家事をする

「実家暮らしなので、なるべく家事をするようにしてる。出かける前に洗濯して、帰ってから料理して……くらいだし、仕事で遅くなったときはお皿洗いだけになっちゃうときもあるけど……。今までお母さんにしてもらった分の感謝を返せるかはわからないけど、いつか私が家を出るときまではちゃんとやりたいと思ってる」(大阪・24歳女性)

 きっとそう思ってくれているだけでも、お母さんは喜ぶんじゃないでしょうか。

たくさん会いに行く

「母の日、父の日、誕生日、とイベントごとにプレゼントを贈っていたのですが、母に『プレゼントはいらないから、その分、顔を見せてほしい』と言われてハッとした。物を贈るよりも、会いに行くほうが親孝行になるんだな、と。それ以来、できるだけイベントの時は帰るようにしている。いずれ、自分に家族ができたら、みんなで行けるようになるのが一番の親孝行なのかな、と思っています」(東京・27歳女性)

 忙しいと、毎回プレゼントで済ませてしまったりしますが、それだけではさみしいもの。日帰りでも、一緒に居られる時間は何より嬉しいはずです。

 思いがけないことで両親が喜んでくれた……という経験はありませんか。親孝行、と言っても大それたことはしなくても大丈夫。きっと、両親について何か考えることが親孝行の一歩になるはずです。

(ふくだりょうこ+プレスラボ)
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ふくだりょうこ+プレスラボ

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