0
0.0(0人が評価)
2015.07.30
0
0.0(0人が評価)
2015.07.30
「今まで彼女を一度も怒らせたことがない」と断言できる男性なんてそうそういないでしょうが、激しい彼女になると「怒る」というより「キレる」というほうがふさわしい感情を示すことがあります。そしてそれが公衆の面前だったりしたら……、彼氏のきまり悪さは推して知るべしです。「人前で彼女にキレられてきまりが悪かったこと」について、ヒトメボの男性読者に聞いてみました。
「ショッピングモールでデートしているとき、彼女のお尻をペロッとなでたらものすごい剣幕で怒られた。『なんで人がいる場所でセクハラするわけ?』と詰め寄られ、『まあまあ、(周囲には)子どももいることですし……』と言ったら火に油を注ぐ結果に」(東京・32歳男性)
人前でお尻を触られたら、いくら彼氏とはいえ恥ずかしい気持ちになるもの。彼は初期段階の対応でさらにミスした感じがプンプンしますね。
「渋谷のハチ公前で待ち合わせ。寝坊して30分くらい遅れて着いたら、その場でものっすごく怒鳴られた。周りの注目をすごい浴びて、中には写メを撮ってる人までいて、心の底から『すみませんでした。勘弁してください』と思った」(東京・23歳男性)
ハチ公前は待ち合わせ場所として機能しないくらい人でごった返すスポット。最近はなにかあるとすぐ写メを撮られて拡散してしまう世の中ですから、もう少し目立たないように生きていきたいものです。
「ほとんど満員みたいな電車の中で彼女とケンカ。最初は小声で言い合ってたけど、彼女がエキサイトしてきて頬を引っぱたかれた。パチーン!っていい音がした」(埼玉・26歳男性)
満員くらい人がごった返していると、周囲にいる人しか目撃者がいないのでかえってよかったのかも。これが「微妙に混んでる」くらいの車内だと、向こうの人までビンタを目撃することになります。
「デート中に他の女の子とメールをしていたら、街中で彼女に胸ぐらをつかまれたことがある。こわかったけど、それ以上に恥ずかしかった。通行人も『やれやれー』とか言いながら過ぎ去っていくし。特に浮気相手というわけでもなく、サークルの事務連絡だったんだけど、気を付けようと思いました」(神奈川・22歳男性)
ワイルドな彼女です。男女逆だったら周囲の人も「やれやれー」どころではなく、止めに入っていたはず。男女関係なく、暴力に訴えるのは考えものです。
「レストランで、彼女にコップの水をぶっかけられるっていうやつをリアルに体験したことがある。彼女が怒った原因は浮気とかでもなんでもなく、ただのちょっとした言い争いが発展したものだったんだけど。彼女はそのあとすぐに足早に店を出ていった。店中の注目を集めているのだろうなと思いながら、精一杯大人な対応をしようと、おれも床やテーブルにこぼれた水とか拭いて、静かにお会計して退店した」(東京・29歳男性)
ドラマなんかでよく見る女性の怒りの定型表現ですが、リアルに体験したことがある人がいるとは……。ケンカの発端は別にして、水をかけられても大人に振る舞った彼には拍手です!
「彼女とスタバにいると、ただの会話が段々不穏な雰囲気になっていってやがて言い争いに。そのうち大声で『そんなんだからお母さんだっていつまでも心配なんでしょ!』『私だっていつまでも面倒見るとか思わないで!』みたいに説教っぽいことを言われた。店内に女子高生とかもいて、こっちを見てヒソヒソ話していて、もう死にたいと思った」(東京・27歳男性)
自分より若い世代の女性のヒソヒソ話は、男性にとって強い恐怖を覚えるものらしいです。ましてやおしゃれな雰囲気にそぐわない大声での説教ですから、男性が縮こまってしまったのも頷けます。
二人きりのときと違って、人前でキレられると決まりの悪さは格段にアップします。威圧感も増すので、わざとこういう手を使うのは考えもの。彼女のほうも思わずキレてしまうほど怒ってしまう理由があり、それは彼が悪いのかもしれませんが、公共の場での痴話げんかはほどほどにしたいですね。
(藤井弘美+プレスラボ)
0comments