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2015.07.23
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2015.07.23
男女の間にケンカはつきもの。それが修羅場にまで発展することだってあるでしょう。「修羅場」というからには、修羅と化した男女が暴れ狂うような大層切迫した場面を連想しがちですが、なかには怒りを忘れるようなちょっと変わった修羅場というのも存在するようです。そんな「思わず笑ってしまったちょっとマヌケな修羅場」についてヒトメボ読者に聞きました。
「彼氏とディズニーランドに行ったときのこと。待ち時間で並んでいる間、私は何度か友人とメッセのやり取りなんかをしていた。彼氏はそれが気に入らなかったらしく、『おれと一緒にいるのにスマホばっかり』みたいなことを言ってきて、そこから激しい言い合いに。彼氏が『こんなものがあるからダメなんだ!』と叫んで私のスマホを引ったくって駆け出したので、『なにすんの!』と追う私。彼は人混みに紛れて見つからなくなり、結局再会したのは2時間後。その間、お互いにずっとディズニー中を走り回っていた」(東京・24歳女性)
修羅場は修羅場に違いないですが、実際やったことといえば夢の国での鬼ごっこ。ちなみに「パーク内では走らないでください」とのことですので、今後はご留意を!
「彼女から浮気を疑われていたが、実際は潔白。あるとき、彼女が自分と知人女性のLINEのやり取りを見つけて、浮気と断定。悲鳴を上げながらスマホを噛み砕こうとした」(東京・32歳男性)
叩き割ろうとしたのでも、投げつけようとしたのでもなく、「噛み砕こうとした」ところにものすごい緊迫感が漂います。歯のほうが先に砕けてしまいそうですが、大丈夫だったのでしょうか。
「けんかになると、よく演技で私の気を引こうとしていた元彼。あるときはイヤホンのコードを自分の首に巻きつけて『死んでやる~』『グッ』とか声を出していた」(東京・29歳女性)
芝居がかった振る舞いに深刻なムードも吹き飛びます。でも良い子は絶対真似しちゃダメですよ!
「イヤホンのエピソードと同じ彼の話。あるけんかの際に、彼が心臓を押さえてハアハア言い、バタンと倒れて動かなくなった。私は焦ったけど、『普通救命講習 I』の修了資格を持っていたので冷静に対処しようと思い、脈を取ったり耳元で『○○さーん、聞こえますかー』と呼びかけたりする処置を行った。私が救急車を呼ぼうと電話を取ると、やっと彼が起き上がった」(東京・29歳女性)
まるでサスペンス劇場! このカップルはドラマチックな修羅場をたくさんお持ちのようです。きっと冷静に対処できる彼女だからこそ、彼の演技が光るのでしょう。
「小学3年生のとき、同級生の、僕を好きだったらしい女の子から『あなたの子どもを妊娠した』と言われたことがある。向こうはどうかしらないけど、こっちはそもそも『どうやったら子どもができるか』なんて知らない年頃だし、もちろんそんなこともやっていない。なんかよくわからないまま、ものすごく焦ったことだけ覚えている」(東京・26歳男性)
ドラマか何かを見て仕入れてきたのでしょうか。なんだかよく分からなくても焦らせてしまう、このセリフの威力はすごいですね。
「彼女とハロウィンパーティーに参加したとき、ちょっとしたことで大げんかに発展した。大勢いる前ですごい口論になったんだけど、彼女の格好はムチを持ったキャットウーマンで、こっちの格好はフレディ・マーキュリー(クイーンのボーカル)。ピチっとした白パンに白いタンクトップ(胸毛つき)のこっちは、どうにもしまらない。周りの男連中は『殺されるぞー』といって爆笑していた」(神奈川・27歳男性)
ちょっとした異世界での争いですね。「そのとき自分がどんな格好をしているか」は、戦闘意欲にも関係してきそうです。
聞けば笑ってしまうような修羅場でも、そのときの当人たちは本気で臨んでいます。「喧嘩するほど仲が良い」ともいいますし、ともすると修羅場もラブシーンのひとつなのかも……? とはいえ、笑えない修羅場はできるだけ避けてくださいね!
(藤井弘美+プレスラボ)
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