ヒトメボ

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1980年に発売されたガンダムのプラモデル。当初の〝ガンプラ〟は、仕様が現在とはかなり違っていたよう。初期のガンプラを作ったことのあるヒトメボ読者に、「昔のガンプラあるある」を聞いてみました。

色が付いていないものも……

「初期のガンプラは色が付いていなくて自分で塗装する必要がありました。自分は〝いろプラ〟以降の世代なので、初めて見たときは驚きましたね」(大阪府・42歳男性)

「ドムなどは2種類の色のランナーが入っていて、彩色しなくても多少は色分けできたのでうれしかった」(広島県・46歳男性)

昔のキットには、パーツごとに色分けされていないものも多く、されていても2色など少なめ。例えばガンダムのキットは、白色のパーツ一色でしたね。

くっ付いてはいけないパーツが接着剤の餌食に……

「組み立てるのに接着剤が必要でしたが、接着面からはみ出してしまうことも多く、別のパーツがくっ付いてしまうことがありました」(東京都・45歳男性)

指にくっ付いてしまったり、接着してはいけない稼働部がくっ付いてしまったり……誤爆が多かったようです。

ガンダムの股関節が稼働しない

「初期のキットは、十分に関節が稼働しないものが多かったです。とくにガンダムは股関節部分が窮屈でほとんど動かせなかったのを覚えています」(東京都・46歳男性)

くるぶし部分も固定されていましたが、膝関節だけは動かせましたよね。

関節が弱くて遊んでいるとすぐにプラプラ

「今のモデルのようにポリキャップではなかったので、関節が弱かった。遊んでいるとすぐに緩くなってプラプラになるので、接着剤でくっ付けて固定していた」(東京都・41歳男性)

持ち上げた腕が勝手に下がったりするので、特定のポーズで固定させるのが難しかったです。筆者はテープで止めていましたよ。

ドダイなど脇を固めるキットが豊富

「ガンダムやザクなどのモビルスーツだけでなく、モビルアーマーや戦艦、果てにはドダイといったモビルスーツ運搬用の機体までキット化されて売られていました」(埼玉県・45歳男性)

主役級ではないメカも販売されていましたよね。作品に出ているものはとにかくキット化しようという精神だったのでしょうか?

パーツが少ない

「この時代のキットはどれもパーツ数が少なかった。ゴッグとかはとくにパーツが少なく、胴は2つ、足は4つしかパーツ分けされていなかった」(神奈川県・47歳男性)

胴体パーツが2つしかないキットは多かったですよね。貼り合わせておしまい! みたいな……。

情景模型が売られていた

「作中のシーンが再現できる情景模型キットも売られていました。ジャブローのキットだと、ジムやシャア専用のズゴックなどがセットになっていましたね。ただ、背景は紙でした」(神奈川県・45歳男性)

スケールが小さめですが、複数の機体が一度に手に入るキットだったので貴重でした。

メカニックモデルがあった

「『メカニックモデル』という機体の半分が内部メカむき出しになっているガンプラも売られていました。こんなの誰が買うのかと思っていたら親戚の兄ちゃんが〝最高に格好良い〟と言って買ってたのを覚えています」(兵庫県・45歳男性)

他にも「もし実在したら」というコンセプトのリアルタイプシリーズもありましたよね。

1/60モデルを買うとヒーロー

「ガンダムとザクの1/60モデルも発売されていましたが、これを買えばヒーローでした。ガンダムの方を買ってもらいましたが、みんなが組み立てている様子を見に家に遊びに来ていましたよ」(東京都・47歳男性)

1/60モデルはなかなか買ってもらえないものでしたから、みんなが興味を持つのは当然でしょうね。もしかしてお金持ちだった!?

現在も、旧キットを買うことができるよう。機会があれば一度作ってみるのもいいでしょう。現在のキットと比較して、ガンプラの進化を体感できるはずです。

(中田ボンベ@dcp)
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中田ボンベ@dcp

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