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2015.10.04
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2015.10.04
顔も性格もそんなに悪くない(はず)。なのに、なぜかモテない…。そんな人は、ふいに見せる「仕草」が非モテの原因になっているのかも? 見かけるようで見かけない古い「仕草」、あなたも無意識のうちにしていませんか?
電車に飛び乗り間一髪でセーフになった瞬間など、ピンチをくぐり抜けたときにやってしまう(であろう)このポーズ。「いい汗かいた―」「冷や汗かきましたよ…」どちらにも使える汎用性から愛好者は多いかもしれません。実際にはかいていない汗を拭って大きなため息をつく…。そのオーバーアクションが、ときに滑稽に映ってしまう?
「遅―い! もう30分も遅刻だゾ!」という台詞が今にも聞こえてきそうです。ぶりっ子に代表されるポーズのひとつとも言えますよね。怒っているんだけど、本気で怒っているわけではない。というか、「怒った顔も可愛いね」と言わせたいのが真の狙い。そんな女性のこずるさを感じさせます。そもそも、なぜ怒ると頬を膨らませるんでしょうか? 本気で怒った人は頬を膨らませたりしないと思いますが。
なぜ逆手? 普通に持ったほうがラクなのでは? という疑念が生じざるを得ないこのポーズ。石原裕次郎や寅さんのジャケットプレイ(背広を逆手で肩にかけるやつ)とも似ていることから、利便性ウンヌンは二の次で、やはり「男らしさ」の象徴(アピール!?)なのでしょうか。同時に「昭和」を感じてしまうのも否めません。ごく一部では「イケメン持ち」とも言うそうです。
時限爆弾の線を間違えずに切った瞬間、金庫のダイヤルがカチッと合った瞬間など、海外映画の緊迫したシーンのあとに聞こえる、ときに口笛ときに「ヒュウ」という、声にならない声。「俺はやったぞ」という静かな「達成感」が伝わってきます。セメダインを上手く塗れたときや、内勤の方ならきっとエンターキーをタンッ! とやったあとに披露していることでしょう。そんな一人芝居をふと目撃してしまった瞬間、どことなくもどかしい気持ちになるのは筆者だけでしょうか?
「ダメ! 見ちゃイケナイけど、でも見たい…!」という(体の)ポーズ。目を隠しているようで隠せていない、というか確信犯で見てる。そんな茶目っ気をアピールするには最適かもしれませんが、そこはかとなく昭和のニオイを感じてしまいます。筆者もうっかりやりがちなので、周囲から密かに「おばさん認定」されているかもしれません…。
人前で失敗した時の女性が使っている(かもしれない)このポーズ。自らを罰し・赦され・照れ隠し(既に失敗は過去のことに!) しているという実は離れ業です。さらにウィンクが加われば完璧。失敗を反省するよりも、「ドジな私」を可愛くアピールしようという魂胆が透けます。自分のキャラに合っていないと、そのギャップがマイナスの印象に働いてしまうのでご注意を…!
いかがでしたか? どんなに外見や話題に気を遣っていても、咄嗟の仕草やリアクションで、その人のセンスが露わになってしまうもの。その一瞬がモテへの命取りになっているかもしれませんよ!
(坂井あやの/verb)初出 2013/10/8
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