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2016.05.07
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2016.05.07
恋の始まり方はさまざま。合コンや知人の紹介だったり、街中やお店での一目惚れだったり、職場や教室で恋心を育んでいる人もいますよね。SNSでは世界中の人と知り合うことができますが、そこから恋愛に発展することはあるのでしょうか? 100人に聞いてみました。
結果は…
約3人に1人はSNSで知り合った人と恋に落ちているようです。最近は、毎日2~3時間、ネットに費やしている人が多いそうですし、1日のうちそれだけ長い時間を過ごしている場所で、気になる人に出会い、恋心が芽生えるのは当然のことなのかもしれませんね。さて、どんなふうに恋愛に発展しているのでしょうか。
「SNSで同じ趣味の人と知り合って、そこから意気投合して、半年くらい付き合いました」(山梨・26歳女性)
「動物が好きという共通点があったため、一緒にペットショップに行くようになったのがきっかけ」(千葉・28歳女性)
友人関係も恋人関係も、一緒に楽しめる趣味があれば長続きするもの。価値観が似ている人には惹かれやすいそうですが、たしかにネットにはそうした人と出会うきっかけは多いかもしれませんね。
「最初はゲームの世界で一緒にパーティーを組む仲で、そこでのチャットで話が弾むようになった」(大阪・51歳女性)
「同じゲームをしていた仲間でコメントをし合っている内にお互い惹かれ本当の電話番号とアドレスを交換して会うようになったことで付き合い始めました」(兵庫・36歳女性)
いわば戦友との別世界での再会ということになりますが、ゲームの中での関係性と現実での関係性は同じだったりするんでしょうか。
「メールで良い感じになりましたし、交換した顔写真も好みだったので勇気を出して、私からデートに誘いました。一緒に飲みながら話してみたらメールでやりとりする以上に楽しく、率先して何飲む?とか聞いてくれる気遣いが嬉しかったので私から告白したら、オッケーをもらえました」(千葉・30歳女性)
「SNSでメッセージがくるようになり、相手の顔が載っている写真を見て会ってみようと思いました。(趣味やその人の雰囲気が好きなタイプだったので)実際会うまで相手は自分の顔を知らないという不安もありましたが、会って意気投合してからそのまま恋愛に発展したことがあります」(東京・29歳女性)
一昔前は「顔も見えない相手と…」なんて不安がありましたが、今はプロフィールに顔写真を載せているケースも多いですし、その気になればビデオ通話だってできますしね。好みのタイプを見て「お茶に誘ってみようかな」なんて流れは現実と大して変わらないのかもしれません。そもそもネットも現実ですよね。
「Twitterで知り合い、Skypeで毎晩チャットしていた仲で、カラオケに行きたいとTwitterで呟いたところ、隣の県だったこともあり、遊びに誘われました。その後もSkypeでチャットや通話をしたり、何度か会ううちに告白されました」(東京・27歳女性)
「最初は会うつもりはなかったのですが相手がすごく誘ってくれたので。実際に会ってみたらイメージ通りの優しくて面白い人で私のほうが大好きになってしまいました。その彼とは3年間の交際の後に結婚しました。今では可愛い息子も生まれあの時、会ってみてよかったと心から思います」(佐賀・25歳女性)
先ほどは誘ったパターンですが、こちらは誘われたパターン。ある程度気心が知れているとはいえ、初めて会うときにはきっとお互い緊張していたことでしょう。ネットはあくまで知り合った“きっかけ”で、実際に会ってからやりとりを重ねて恋愛関係になったということですね。
「会ったこともないのに、いつもその人のことを考えてしまいます。リアルではない世界、わかっているけど、話してるときは、すごく幸せな気分になります」(福岡・54歳女性)
「顔は知らなくても、何事も相談できるから。私のことをわかってくれていると思ったから、付き合い始めた」(静岡・19歳女性)
「会った事はないけれど会いたいという思いは募りました。優しい言葉についつい惹かれてしまいます」(東京・44歳女性)
「何気ない会話を毎日のようにしていたら、相手が『好き』とか言ってくれるようになって、本当に近くにいるようで毎日楽しかった」(青森・40歳女性)
実際に会ったこともない人に恋心を抱くのは、ネットならではという気もします。とはいえ、70~80年代頃は雑誌で「ペンフレンド」を募集し文通から恋に発展する人も多かったそう。「どんな人なんだろう……」と会いたい気持ちを募らせることもあれば、実際には会わない形という恋愛を貫くこともあるという点で、似ているところがあるかもしれませんね。
SNSでの恋愛について、「ない」と回答した約7割のほとんどが「どこの誰だか分からない人を信用できないので、恋愛感情を持つなんて有り得ない」といったことを述べていました。もちろんSNSで本当の姿を見せているとは限らないので慎重に見定めることは大切ですが、それは現実でも同じこと。ネットの中は旅先のようなものだと捉えるとちょうどいいのかもしれませんね。そこで出会った人に声をかけそこから交流を深めていくのも、旅を終えたら日常に戻るのも、どちらも醍醐味ではないでしょうか。
調査方法:(株)ウィルゲート提供の「サグーワークス」モニター100名に対してアンケート
(ヒトメボ編集部&サグーワークス)初出 2015/5/7
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