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2015.12.14
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「なんか」「とりあえず」「~みたいな」など、つい出てしまう口癖ってありますよね。「人と話すときの口癖には、『自分が相手にどう見られたいか』という願望や、『相手をどうコントロールしたいか』という目的が反映されます。特に、集団の中で行動する『会社』ではその傾向が強くなるんです。そのため口癖に注目すると、その人に向いている会社の部署が分かるかもしれませんね」とは、心理学者の出口保行先生。
そこで今回は、口癖からその人の性格と向いている会社の部署を分析!
「相手の話を否定するニュアンスが強い口癖がある人は、自己顕示欲が強く理屈っぽい性格。『〇〇だから△△である』と自分の考えに明確な根拠があり自信を持っている分、反論をされると腹を立ててしまう柔軟性に乏しい面も…。このタイプは、恋人に自分の考えを受け入れてくれる懐の深さを求める傾向にあります」
<向いている部署>
「根拠に基づいて論理的に物事を考える能力や冷静に分析する能力が高いので、会社では予算や営業戦略を立てる『経営企画部』『マーケティング部』などの部署が向いています」(出口先生・以下同)
「断定を避ける話し方をする人は、『誰からも愛されたい』という意識が強いタイプ。一見無邪気で何も考えていないように見えますが、常に計算した上で発言する策士的な面も。ただ内心は、人から嫌われることを恐れているため、何事にもかなり慎重です。恋愛面では、異性に愛想良く振る舞いつつも冷静に相手を観察しています。このタイプにアプローチをする際は、おせじや高価なプレゼントといった小手先のテクニックは通用しないと心得ましょう」
<向いている部署>
「場の空気や人の気持ちを読み取る能力が高いこのタイプは、社外とのやり取りが多い『営業部』や『広報部』向きと言えますね」
「『それはわかるんだけど』『別にいいんだけど』と、相手の意見を汲み取りながらも最終的には否定形で終わる話し方をするこのタイプは、意志が強く何事にもブレない頑固な性格。ただ、主張を強く出すわけではないので、控えめな印象を持たれる傾向にあります。また、恋愛でも気持ちがブレないため、浮気などはせず一度好きになった人には真っすぐに愛情を注ぎます」
<向いている部署>
「このタイプはブレない主張を押し通す分、責任感が強く、リーダーシップがあるので、このタイプは部署というより、意思決定を行う部長や局長などの『管理職』が向いているでしょう」
「相手の話を受け入れて簡潔にまとめる話し方をするこのタイプは、空気が読める聞き上手。また、人当たりがよく明るい性格なので、飲み会などでは盛り上げ役に。ただ、基本的に人の話を大まかにしか聞いていないため、信頼性に欠ける面もあります。このタイプは誰とでも平等に接する分、恋人にすると、『自分のことを本当に好きなの?』と心配になることが多いかもしれません」
<向いている部署>
「物事を大雑把に捉え、話をどんどん前に進めて行く能力が高いこのタイプは、司会進行役として会議をスムーズに回すことが得意です。そのため、会議やプレゼンの機会が多い『企画部』が向いていますね」
ちょっとした口癖に、こんなにも性格が表れるんですね。あなたがつい使ってしまう口癖はどれ?
(岡本温子/short cut)初出 2013/5/9
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